10月軽乗用車市場は、スズキ1社のみが前年実績超え。スペーシアが好調!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年10月)

 

2カ月ぶりの前年実績割れ、10月の軽乗用車マーケット

 7月、9月と前年実績を上回った軽乗用場車市場、10月は再び前年実績割れ(88.6%)に。前年実績を上回ったのはスペーシアシリーズが好調のスズキ1社のみだった。
 主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキが36.4%(同111.5%)、ダイハツは25.8%(同75.3%)、ホンダは19.8%(同73.9%)、日産は9.8%(同93.4%)。

前年の1.5倍のセールスで首位ホンダN-BOXを追うスズキ・スペーシア。前月9月は首位との差は9000台以上だった。

 

スズキのみが前年実績超え。スペーシア好調が貢献

 ホンダN-BOXは5カ月連続で首位を維持したものの、2位スズキ・スペーシアにその差を詰められる結果となった。9月は9130台と大きく開いたその差は、スペーシアが前年同月比151%、1万4000台余りのセールスで、およそ2500台差と迫ってきた。生産状況にもよるが、5月以来の首位奪還となるかスペーシアの今後の動向に注目。
 軽乗用車全体の販売台数が前年同月比88.6%と低調だったため、TOP10のモデルで前年実績を超えたモデルは、スズキ・スペーシア、アルト、日産デイズの3モデルだけという結果に。
 

スズキ・スペーシア・ギアXZターボ(FF)/価格:7CVT 203万7200円。新型は「無骨かわいい」スタイリングと抜群の室内ユーティリティ、そして最新の安全機能が魅力。どこかに遊びに行きたくなる!

9月20日に発売されたスペーシア・ギアもシェアアップに貢献。スズキ広報によると「スペーシアシリース全体のおよそ2割がスペーシア・ギア」だそう。

9月は2万5000台近いセールス(前年同月比121%)だったホンダN-BOX。10月は首位を守ったものの、前年同月比73%の16821台のセールスに。

▲マイナーチェンジしたワゴンRは、写真左よりワゴンR、ワゴンR カスタムZ、ワゴンR スティングレーの3タイプでシリーズを構成する

ワゴンRシリーズも好調、前年実績超えの6070台(同比108%)で4位をキープ。シリーズはこの3台にワゴンRスマイルが加わる。

 

 

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)

 

 
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