7月、9月と前年実績を上回った軽乗用場車市場、10月は再び前年実績割れ(88.6%)に。前年実績を上回ったのはスペーシアシリーズが好調のスズキ1社のみだった。
主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキが36.4%(同111.5%)、ダイハツは25.8%(同75.3%)、ホンダは19.8%(同73.9%)、日産は9.8%(同93.4%)。
ホンダN-BOXは5カ月連続で首位を維持したものの、2位スズキ・スペーシアにその差を詰められる結果となった。9月は9130台と大きく開いたその差は、スペーシアが前年同月比151%、1万4000台余りのセールスで、およそ2500台差と迫ってきた。生産状況にもよるが、5月以来の首位奪還となるかスペーシアの今後の動向に注目。
軽乗用車全体の販売台数が前年同月比88.6%と低調だったため、TOP10のモデルで前年実績を超えたモデルは、スズキ・スペーシア、アルト、日産デイズの3モデルだけという結果に。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)