10月の乗用車セールス、首位はトヨタ・ルーミー！2位にはプリウスが浮上（SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年10月）

　10月の登録車新車販売台数（商用車を除く）は23万1474台、前年同月比で+7.8%となり、2カ月連続の増加。セグメント別に見ると、普通乗用車が、15万4191台、同+7.8％で2カ月連続の増加、小型乗用車は7万7283台、同+6.5％といずれも２カ月連続の増加となった。

トヨタ・ルーミーが1万2千台余りを販売して登録車販売首位に。軽乗用含めた全体ランキングでも3位にランクイン

トヨタ・ルーミーが首位獲得。2位にはトヨタ・プリウス。

　前月9月は、日産ノートがトヨタ・シエンタから半年ぶりの首位奪回。シエンタ、ノートの２強の争いが続いていたが、10月は、コンパクトながら広い室内と手頃感、リアスライド・ドアが特徴のトヨタ・ルーミーが首位に。ここ数ヶ月徐々にランクを上げてきたルーミーであったが、９月はシエンタさえかわして２位になり、ついにトップを獲得した。販売台数は需要期の前月９月登録（10,495台）を上回る12,868台、2位に3,500台以上の差をつけている。
　2位には2強をかわして５位からランクアップのトヨタ・プリウス。また、トヨタ・カローラも５つランクアップの５位へと上昇。

9337台をセールス、前年実績超えで2位にランクアップ、トヨタ・プリウス。写真は「KINTO Unlimited」対象車種、 プリウス Uグレード

SUVのカローラクロスを除いたカローラシリーズで7290台をセールス、10月は5位に躍進。写真のカローラ・ツーリングはそのうちの3800台を占めている。（数字は広報発表値）

ミドルクラス以上のミニバンクラスで10月久々トップのトヨタ・ノア。日産セレナは9月から7つランクを下げた。

■カー・アンド・ドライバー調べ
（※ヤリスクロス、カローラクロス等はSUVとして別カウント）