11月SUVマーケット、首位はヤリスクロスが復活、4位にはランドクルーザーがランクイン!(24年11月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)

 軽自動車や国内ブランド輸入車を含む、11月のSUVマーケットは前年同月比で94.1%と前年を下回る実績となった(本誌調べ)。SUVやミニバンが中心となるマーケット、普通乗用車(3ナンバー)の販売台数は、15万8301台、前年同月比+5.3%で3カ月連続の増加。乗用車(登録車)全体では22万2424台(同-1.0%)で、3カ月ぶりの減少だった。

ヤリス・クロス

ヤリスクロスは1万台超えの販売。久々にSUV部門セールスランキングトップに

 

 11月のSUVセールスランキングはトヨタ・ヤリスクロスが久々の首位に。11180台のセールスは前年を上回る実績(前年同月比116%)。また、カローラ・クロスも前年を上回る実績で、2ランクアップの2位。前月まで2カ月連続でトップの座を守ったトヨタ・ライズは5位へとダウンした。また、ランドクルーザーも6370台(同比182%)を販売し、4位にランクアップしている。

トヨタ・カローラクロスHV・Z(FF)/価格:299万円。カローラクロスはカローラ・シリーズ初のSUVであり、今や販売主力モデル。日本仕様は専用フロントグリル採用。フットワークは「視線のぶれない走りと乗り心地」を追求。静粛性も高い。

トヨタ・カローラクロスは前年同月比116%と好調。8220台の登録となった

トヨタ・ランドクルーザー250・2.8リッターディーゼルZX/価格:10SAT 735万円。250は300と基本的に共通のGA-Fプラットフォーム(=最新設計ラダーフレーム)を採用。2.8リッター直4ディーゼルターボは204ps/500Nmのハイスペック。「誰でも扱いやすく楽しい」をコンセプトに開発されオフロードはもちろん舗装路のフットワークも優秀。パワーステアリングは電動タイプ

トヨタ・ランドクルーザーの販売の主力は250シリーズ。全体の83%が250で、300が11%を占める

スズキ・フロンクス。価格:6SAT 254万1900円(FF・写真)/282万7000円(4WD)。フロンクスは世界戦略SUV。インド工場で生産され日本には輸入車として上陸。インド工場と日本で2度の完成検査を実施し、高い信頼性を約束する。パワートレーンは1.5リッター直4ガソリンのマイルドハイブリッド

20位にスズキ・フロンクスがランクイン。10月半ばの発表後2週間で1万台の受注、好調な登録が続く

 

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※SUVモデルはヤリス、カローラ、クラウンなどシリーズとは別ブランドとしてカウント)

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