軽自動車や国内ブランド輸入車を含む、12月のSUVマーケットは前年同月比で98.2%と前年を下回る実績となった(本誌調べ)。SUVやミニバンが中心となるマーケット、普通乗用車(3ナンバー)の販売台数は、13万2877台、前年同月比-1.9%で4カ月ぶりの減少。乗用車(登録車)全体では18万4638台(同-8.0%)で、2カ月連続の減少だった。
12月のSUVセールスランキングはトヨタ・ヤリスクロスが2カ月連続の首位に。8890台のセールスは前年を上回る実績(前年同月比109%)。24年9月に出荷再開後、販売台数は完全に復調したようだ。前月11月の2位カローラ・クロスに代わって2位にランクアップしたのがKカーのスズキ・ハスラー。追加モデルのタフワイルドも好セールスに貢献しているようだ。3位にはカローラ・クロス、上位3モデルが前年を上回る実績を上げた。
4位には2ランクアップのホンダ・ヴェゼル。前年実績を下回って入るが、5000台近いセールスと好調。6位のトヨタ・ランドクルーザーは2ランクダウンながら、前年実績の1.5倍のセールスと好調を維持している。