2024年国内輸入車販売は、BMWミニが9年連続トップをマーク

2024年国内輸入車販売は、BMWミニが9年連続トップをマーク

 日本自動車輸入車組合(JAIA)は、2024年1~12月に日本で販売された輸入車の車名別販売台数ランキングを発表した。

MINIエースマンSE 価格/556万円。エースマンは日本で扱いやすいボディサイズのBEV。MINIらしい直接的な造形と豊かな曲面を組み合わせた新世代デザインは見どころ満載。アンダーガードなどのクロスオーバー風の装飾が力強さを演出する

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 最多販売はBMWミニで、1万7165台。2023年の1万7796台とほぼ同じ台数を販売した。ミニは2016年にVWゴルフに代わって販売台数のトップに立って以来、9年連続首位をキープしている。ミニは2024年に新世代モデルに代替わりを果たし、今年はニューモデルので販売拡大に期待がかかる。


 2位はメルセデス・ベンツGLCで、販売台数は7047台。メルセデスは2022年にCクラス、2020年にAクラスがランキングの2位に入っているが、GLCがトップ5に入るのは初めて。また、メルセデスのモデルがトップ5中3台を占めたのは過去20年で初めてである。GLC、GLB、GクラスとSUV人気が高いことは、こうしたランキングにも現れている。

メルセデス・ベンツGLC。写真は昨年10月に発売された限定モデル、エディション・ブラック・スターズ

 トップ20に入ったモデルはドイツ勢が17台と、ドイツ車人気が強いことがわかる。ドイツ車のシェアは約63%。メルセデス・ベンツが約24%、BMWが約16%、フォルクスワーゲンとアウディがそれぞれ約10%である。

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