2024年12月の日本からの渡航者が最も多かった国は、韓国だった。韓国は地理的に近く、Kポップや韓流ドラマなどの人気も高い。では、韓国の自動車販売はどのような規模なのだろうか。
韓国自動車モビリティ産業協会(KAMA)が発表した2024年1年間の新車販売台数は162万6245台。韓国ブランドが134万4432台、輸入車が28万1813台と、輸入車の占有率は17.3%。日本よりも輸入車の比率が高いことがわかる。
メーカー別販売台数はヒョンデが70万5319台、キアが54万2139台。この2社で韓国新車販売の76.7%を占める。
KGモビリティ(かつての双龍自動車)が4万7046台、ルノー・コリアが3万9816台、GMコリアが2万4824台、タタ大宇が5606台となっている。
韓国メーカーの輸出台数は278万2612台。メーカー別で見ると、ヒョンデが117万2633台、キア100万5155台。この2社で78.2%を占める。GMコリアは47万3165台、ルノー・コリア6万7123台、KGモビリティ6万2318台、タタ大宇2218台である。
日本車の輸出状況(2024年)は、トヨタ(レクサスを含む)が189万6940台、現地生産が積極的なホンダの輸出台数は9万163台である。
韓国で最も売れているBEVはテスラ・モデルYで1046台、ヒョンデ・アイオニック5が611台、キアEV3が461台と続いている。
HEVのトップセールスはキア・ソレントで6795台、ルノー・グランド・コレオスの5630台が2位、ヒョンデ・サンタフェが5200台で3位である。