2005年1月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は21万6664台、前年同月比で+12.2%となり、3カ月ぶりの増加。セグメント別に見ると、普通乗用車が、14万8129台、同+8.9%で2カ月ぶりの増加、小型乗用車は6万8535台、同+19.8%と3カ月ぶりの増加となった。
1月のSUV・軽乗用車を除いた販売ランキングは、トヨタ・アルファードが2カ月連続で首位。前月12月は、SUVモデルを除いた登録車で首位だったものの、1月は9866台を登録しヤリスクロスなどを含めた登録車全体の中での首位だ。(弊誌ではヤリス、ヤリスクロスを別カウント。ヤリスクロスの1月登録台数は9270台:トヨタ広報発表データより)一時期の部品供給問題が解消したあと、アルファードの生産体制は復旧し、昨年一年間で、前年比149.5%の登録となった。未だバックオーダーを抱えているため、この好調さはしばらく継続するだろう。この価格帯のモデルがコンパクトカーを抑え、1万台近く登録される状況はは驚きだ。1月は輸入車を含めた全ての乗用車セグメントで久々に前年を上回る実績となった。下記、乗用車ランキング内の多くが前年並み、もしくは前年を上回る結果に。決算期の3月に向け今後どのような動きになるか注目だ。
フリードは前年同月比140%と好調。7700台あまりを販売し、5位にランクイン。スライドドアを備えた利便性とコンパクトながら優れたパーケージングが好評だ。写真はe:HEVエアーEX エアーのボディサイズは4310×1695×1755mm
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロス等はSUVとして別カウント)