2025年2月のSUVマーケット(軽自動車や国内ブランド輸入車を含む)は、前年同月比で122.5%と前月に引き続いて前年を大きく上回る実績となった(本誌調べ)。SUVやミニバンが中心となるマーケット、普通乗用車(3ナンバー)の販売台数は、15万8261台、前年同月比+8.3%で2カ月連続の増加。乗用車(登録車)全体のマーケットも好調、23万4257台(同+15.6%)で、2カ月連続の増加だった。
2025年、2月のSUVセールスランキングはスズキ・ハスラーが半年ぶりの首位となった。3カ月首位を維持したトヨタ・ヤリスクロスは前年同月比113%、8070台を販売したものの2位にランクダウン。トヨタ・ライズがワンランクアップし、TOP3に食い込んだ。上位陣では、トヨタ・ハリアーが前年超え(同111%)し、2ランクアップの5位に上昇している。ランキング表で前年実績から大きく上昇しているのは昨年の出荷停止影響を受けたモデルとなる。
発売から1年、ホンダWR-Vは好調なセールスを継続、3000台/月前後の販売を上げている。2月は10位にランクイン。3月7日、小改良と特別仕様車BLACK STYLEが発表された。 写真はZブラックスタイル(248万3800円)
8位にランクインのジムニーは軽乗用モデル。2月は4800台余りを販売。受注停止中のジムニーノマド(写真)の登録は4月3日の発売以降。登録車のジムニーシエラが2月2528台登録されているが、ノマドは1200台/月の販売計画。インドのグルガオン工場の増産に期待。