2月の軽乗用販売ランキング。軽乗用市場は前年実績超え(SUV除く軽自動車販売TOP15・2025年2月)

 

 2025年2月の軽乗用場車市場は2カ月連続の前年実績超え。(前年同月比125.5%)上昇分は前年の同時期にダイハツが出荷停止をしていたため、OEM車両を含めその復活分。
 主要ブランドの2月シェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキが36.5%(前年同月比103.3%)、ダイハツは26.0%(同541.0%)、ホンダは18.5%(同104.7%)、日産は11.4%(同82.0%)。

ホンダN-BOX Joyターボ(FF)/価格:7CVT 204万4800円(編集部調べ)。JoyはN-BOX待望のアウトドア仕様。自由な感覚を盛り上げるフリースタイル・リア空間の持ち主

1万8000台以上のセールスで2月も軽乗用首位のホンダN-BOX。9カ月連続のNO.1だ。写真はフリースタイルで使えるギア感満載の追加モデル、N-BOX Joy

 

2月の軽乗用販売ランキングは前月とほぼ変わらず。首位は9カ月連続でホンダN-BOX。

 2月のランキングTOP15の中で先月1月と変わったのは、11位のN-WGNと12位サクラが入れ替わっただけで、大きな変化はなかった。ホンダN-BOXは18,823台のセールス(前年同月比114%)と好調、9カ月連続で首位をキープ。前月1月、1,500台差だった2位スペーシアとの差を3,100台に広げた。

新型スズキ・スペーシア・ギアは、2024年の東京オートサロンに登場した「スペーシア・パパボクキッチン」の市販版。アウトドアユースに対応するユーティリティと、キュートなSUVルックが魅力

スズキ・スペーシアは前年実績を超える15,715台(前年同月比104%)をセールス。販売好調を維持。写真はアウトドアユースに対応するユーティリティと、キュートなSUVルックが魅力のスペーシア・ギア。

▲スズキ・エブリイ ワゴンPZターボスペシャル・標準ルーフ(2WD) 価格:CVT191万1800円 全長3395×全幅1475×全高1815㎜ ホイールベース2430mm 車重1000kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費15.1km/リットル 写真のボディカラーは新色のデニムブルーメタリック

13位のスズキ・エブリイ ワゴンは前年の1.8倍のセールス。OEMとして日産クリッパーリオ、マツダ・スクラムワゴン、三菱タウンボックスがある。ダイハツ・アトレーが21年のFMCで荷室の使い勝手を重視した商用車モデルとなったため、乗用軽BOX では貴重な存在。写真はエブリイPZターボ

 

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)

 

 

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