3月の軽乗用販売ランキング。1位はN-BOX。通年での販売首位も獲得。(SUV除く軽自動車販売TOP15・2025年3月)

 2025年3月の軽乗用場車市場は3カ月連続の前年実績超え。(前年同月比115.0%)
 主要ブランドの3月販売シェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキが33.1%(前年同月比83.7%)、ダイハツは25.3%(同638.7%)、ホンダは21.5%(同112.8%)、日産は12.1%(同85.9%)。

3月、前年同月比116%と好調の首位ホンダN-BOX。4月17日のモデル改良で好調維持を狙う。カスタム コーディネートスタイル(写真)にはクロームメッキのガーニッシュが施されたLEDフォグライトが装備された

 

3月の軽乗用販売ランキング首位は10カ月連続でホンダN-BOX。

 3月の軽乗用車ランキングは、前月2月と大きな変動がなかった。首位のホンダN-BOXが前年同月比116%と好調、2位のスズキ・スペーシアに7000台以上の差をつけた。N-BOXは2024年度(2024年4月~2025年3月)における販売台数が21万768台となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得。年度の新車販売台数において4年連続、軽四輪車 新車販売台数においては10年連続首位を獲得している。
 昨年の出荷停止から復調したダイハツ車以外は軒並み前年実績を割っている状況。ダイハツ車以外で前年同月比90%以上のセールスを維持しているのは、数モデル。

4月の改良で、新色設定された2トーンのN-BOXファッションスタイル。ドアミラー、ルーフ部が変更部。ボディカラーはオータムイエローパール&ブラウン

1位との差は広がったものの2位を堅持、スズキ・スペーシア。1万6463台(前年同月比92%)を販売。24年5月はスズキ・スペーシアが軽乗用販売ランキング首位を獲得している。写真はハイブリッドX。ギア感あふれるスペーシア・ギアも好評。

▲ダイハツが部品供給不足による納車遅延の対応策として、タント(写真・上)/タフト(同・中)/ムーヴ キャンバス(同・下)にアイドリングストップレス仕様のグレードを追加設定する。車両価格はアイドリングストップ付き仕様に対して3万3000円安に設定

ダイハツはタント(1万2012台)、ムーヴ(9579台)が3位、4位にランクイン。写真は2トーンカラーがスタイリッシュなムーヴ・キャンバス・ストライプスG。ムーヴは原材料価格や輸送費の高騰等により6月生産分より価格改定される。

▲日産ルークス・ハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション(2WD) 価格:CVT224万8400円 ダーククロム仕上げの新造形フロントグリルや専用15インチアルミホイール、シルバードアミラーを特別装備

日産ルークスほぼ前年並みのセールスで5位にランクイン。8360台(同94%)をセールス。写真はハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション ダーククロム仕上げの新造形フロントグリルなどを装備

 

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)

 
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