2019年8月に開催されたクラシック・ミニのフェスティバル。富士スピードウェイを舞台に、ミニ誕生60周年を盛大に祝福。初の2日間開催イベントとなり、会場内でキャンプをしながら楽しむ参加者も。11月には浜松で「ジャパン・ミニ・デイ」を開催予定。
デビュー60周年を盛大に祝福
▲毎年8月に開催されるクラシックミニのお祭り 今回は60周年を祝って初の2日間開催となった 詳細はウェブサイト(https://classic32fes.jp/)で確認を *この写真をクリックすると大画面表示になります
2019年はクラシック・ミニがデビュー60周年を迎えた節目の年。発祥の地イギリスをはじめ世界各国でアニバーサリーイベントが催されているが、日本でも各地で記念イベントが開催された
クラシック・ミニが集まる国内最大級のイベントのひとつがクラシック・ミニ・フェスティバル。例年富士スピードウェイ(静岡県)で開催されており、今年は60周年を記念して日程を2日間開催に拡大した。
愛車でサーキットを走るファミリー走行や愛好家たちが集まるクラブサイト、カスタム自慢たちのコンテスト、ショップの出店やフリーマーケットなど、さまざまな角度からミニを楽しむイベントだ。
▲99年式40thアニバーサリーモデル「大人4名でも快適です」(本澤慎一さん)*この写真をクリックすると大画面表示になります
「レースファンに限定せず、すべてのユーザーに個性豊かなミニの魅力を伝えたい」とイベント事務局が説明するとおり、ヘリテイジ・モデルを展示してミニの歴史を紹介するコーナーや、キッズ対象の企画なども充実していた。
2日間開催となった関係で新企画がナイトキャンプが生まれた。富士スピードウェイの中にキャンプサイトが設けられ、参加者は思い思いにくつろぎながらイベントを満喫していた。
さまざまなクラスに分かれて開催されるレースも、このイベントの見どころ。中でも最速クラスのモト・クラスでは、モンスター級のマシンが「国内最速のクラシック・ミニ」の座をかけて競い合い、ファンの歓声を集めていた。
1959年に生まれたMk1から2000年の最終モデルまで、多種多様なモデルバリエーションが楽しめるのもミニの魅力。イベント会場で初めて実車を見るようなレアなモデルも多い。クラシック・ミニの奥深さを楽しめるイベントだった。