マツダ・オートザムAZ-1と、そのOEM車、スズキCARAのオーナーたちが集うクラブ。27台の貴重な軽自動車がミーティングを開催
ガルウイングのユニーク軽自動車
▲参加条件はマツダ・オートザムAZー1およびスズキ・キャラのオーナーであること
詳細はウェブサイト(https://minkara.carview.co.jp/group/az1owners/)で確認を
1992年にデビューしたマツダ・オートザムAZ―1は、軽自動車の歴史に残るピュアスポーツカーである。ホンダ・ビート、スズキ・カプチーノとともに、頭文字を取って〝平成ABCトリオ〟と呼ばれ、いまも根強い人気を誇っている。今回はそのAZ―1と、兄弟車のスズキ・キャラのオーナーたちが集まるミーティングを取材した。
当日は関東・東北から27台のAZ―1とキャラが集まった。スポーツカースピリット満点のMR方式と、ガルウイングという個性的なデザインをベースに、オーナーたちが思い思いにカスタマイズを施している。これだけの台数が一堂に集まるとインパクトが大きい。
スケルトンモノコックのシャシーに外観はFRP製パネルというボディ構造なので、自作の外観パネルに取り換える作業は比較的イージー。今回のミーティングにはランボルギーニ・イオタやランチア・ストラトス風のカスタムを施したクルマが参加し、注目を集めていた。
AZ―1とキャラのスポーツ性は、現在の水準で見ても高い。オーナーたちはサーキット走行やツーリングなど、走行性能そのものを楽しんでいる。発売から時間が経過し、部品の供給やメンテナンスに関する情報収集は重要な課題。「デビュー当時から熱い情熱を注いできた」というメンバーが多く、会場では情報交換の輪が広がっていた。
AZ―1とキャラは、どのイベントやミーティング会場に参加しても周囲の注目を集める名車である。今回紹介した個性派モデルを、どこかの会場で目にする機会もあるのではないだろうか。