日本の高級車として成長してきたクラウン、その華麗なる軌跡【CROWN GRAFFITI】

1955-2022／トヨタ・クラウン・グラフィティ

初代は「日本の高級車」の原点。伝統と革新のクラウンの歴史を振り返る

1stモデル／1955年登場　「軽快・堅牢なシャシー／広くて快適な車室」を目指して開発した本格乗用車　開発主査は中村健也氏

2ndモデル／1962年登場　キャッチコピーは「クラウンによせられる信頼」　1stモデルに続き開発主査は中村健也氏が担当

3rdモデル／967年登場　キャッチコピーは「白いクラウン」　主査は1stプリウスを手掛けた内山田竹志氏のご尊父 内山田亀男氏

4thモデル／1971年登場　キャッチコピーは「エレガンツ・クラウン」　前衛的なスタイリングが話題に　主査は小室武氏

5thモデル／1974年登場　キャッチコピーは「美しい日本のクラウン」　5thモデルは排出ガス規制に適合　主査は守屋茂氏

6thモデル／1979年登場　キャッチコピーは「日本の薫り」　セダンとともに４ドアHTが主力に成長　主査は進藤和彦氏

7thモデル／1983年登場　キャッチコピーは「いつかはクラウン」 日本車の頂点であり憧れであることをアピール　主査は今泉研一氏

8thモデル／1987年登場　キャッチコピーは「満たされて、新しいクラウン」 3ナンバーワイドボディ誕生　主査は今泉研一氏

9thモデル／1991年登場　キャッチコピーは「すべては、クラウン」　上級版のマジェスタ登場　チーフエンジニア（CE）は渡邊浩之氏

10thモデル／1995年登場　キャッチコピーは「美しく、走る。日本のクラウン」　全車が軽量・強靭なものコック構造採用　CEは渡邊浩之氏

11thモデル／1999年登場　キャッチコピーは「21世紀へ。このクラウンで行く」　ハイブリッド仕様を初設定　CEは服部哲夫氏

12thモデル／2003年登場　キャッチコピーは「ZERO CROWN」　プラットフォームを含めすべてを刷新　スポーティなRS登場　CEは加藤光久氏

13thモデル／2008年登場　キャッチコピーは「超えてゆく、ブランド」　進化し独自の道を行く高級車像を追求　CEは寺師茂樹氏

14thモデル／2012年登場　キャッチコピーは「CROWN ReBORN」　大胆なマスクが話題に　ピンククラウンも登場　CEは山本卓氏

15thモデル/2018年登場　キャッチコピーは「CROWN BEYOND」　ニュルブリンクで走り込み優れた運動性能を実現　CEは秋山晃氏

16thモデル/2022年登場　歴代モデルの伝統を打破し4シリーズでラインアップを構成　「世界戦略車」として発展　まずクロスオーバーから販売スタート

新型16‌thクラウンの開発はミッドサイズビークル・カンパニー・プレジデントの中嶋裕樹氏（写真右）を中心に推進