ブルーのクルマが集まる様子が見たい、という動機から「ブルーのボディカラー」にこだわって誕生したオーナーズクラブ。ブルーのクルマが多数集まったときに生まれる衝撃(インパクト)を、そのままクラブ名に採用している。毎月1回、ツーリングを開催するなど、活動は活発だ。
仲間が集えば、いつでも注目のマト。ミーティング会場を青一色に染め上げる
▲ボディカラーが青いクルマでツーリングへの参加意思があれば参加できる 詳細はウェブサイト(http://minkara.carview.co.jp/group/impactblue/)で確認を(写真をクリックすると大画面表示になります)
「ブルーのクルマなら誰でも歓迎」という、気軽に参加できるオーナーズグループが、今回取材したインパクト・ブルーである。活動は関東エリアでの日帰りミーティングやオフ会が中心で、国産・輸入車を問わず多彩なクルマが集まる。そんな敷居の低さもあって、コアなクルマ好きからファミリー、ビギナーまでさまざまなメンバーが集まっている。
▲代表のえろぽん75さん(左)とキャンにゃんさん(右)
「愛車と同じブルーのクルマを集めてみたいと考えたのがスタートでした。オフ会を開催したところ、期待以上にバラエティ豊かなクルマが集まりました」と代表のえろぽん75さんは語る。メンバーは順調に増え、420名にまで拡大。月1回のペースでツーリングを行っているが、コロナ禍の現在はミーティングの頻度も抑えている。感染対策をしっかり行ったうえで、ランチの場所も安全性に留意して選定し、会話も屋外などオープンな場所に限定してリスクを減らしながら活動を継続している。
「ツーリングで訪問したレストランやホテルのオーナーさんやスタッフさんが、駐車場がブルーに染まっていく様子に驚いてくださるのが印象に残っています」(えろぽん75さん)
▲希少な限定モデル 2018年式フォード・フォーカスRS・Mk3(EvoⅡーMk3RSさん)
今回の取材時は、30台が参加。車両タイプの豊かなバラエティはもちろん、ブルーの中でも多種多様な色調があることに驚いた。実は、国内で登録されている乗用車の中で、最も多い有彩色がブルーである。メーカーごとの特徴やバリエーション、さらに限定モデル専用色などでクルマの個性を際立たせている。
カラーリングに注目してクルマの楽しみ方を考えるのも、面白そうだ。