【復刻版カタログ】2000年の日本カー・オブ・ザ・イヤー/7代目ホンダ・シビックの肖像

CIVIC メインホンダ・シビック(EU1/2/3/4型)

2000年のイヤーカー、ホンダ・シビック(EU1/2/3/4型)の復刻版カタログ。2000年9月にデビューした7代目は“We Can Change“を掲げ大胆にイメージチェンジ。主力となるHBモデルは、「未来を包み込んだヒューマン・パッケージ」を謳い広い居住スペースを実現。ボディタイプは3ドアから5ドアに変更する。HBは欧州仕様と共通設計。北米仕様と共通だったセダンのフェリオとは、スタイリングイメージが大きく異なっていた。ちなみに欧州向けには3ドアHBもあり、こちらは2001年にイギリス工場製のタイプRが日本導入された。5ドアHBのエンジンは1.5リッター(105ps/115ps)と1.7リッター(130ps)の計3種。トランスミッションは上級グレードがCVT(ホンダマルチマチックS)、中間グレード以下と4WDは4速ATが組み合わされた。7代目シビックが登場した2000年前後は、ミニバンがファミリーカーの新たな主流として注目を浴びていた。その中でコンパクトサイズながら、ミニバンと同等のルーミーな室内を追求したシビックの先進性は光った。とくにマフラーのレイアウトにまでこだわって実現した完全フラットなフロアは高い評価を受けた。スポーティな味わいは希薄だが、スマートな存在だった。写真のカタログは2000年9月版(原寸226×298mm/32㌻編集)

※資料提供/ブックガレージ

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