2003年に登場したマツダRX-8(LA-SE3P型)の復刻版カタログ。カタログはデビュー時の2003年4月版(スタイル編20㌻、メカニズム編24㌻/実寸298×210mm)。マツダRX-8は「スポーツカー進化形」として、まず1999年に「RE-EVOLV(エボルヴ)」の名でコンセプトカーを発表。2003年にRX-8として正式デビューした。効率を徹底追求した13B-MSP型ロータリーエンジン(RENESIS)を動力源とし、“フリースタイルドア”と呼ぶ観音開き4ドア構造の採用で、走りと実用性を高次元で融合したことがポイント。ロータリーならではのシャープなパフォーマンスと、フル4シーターパッケージングにより、多くのファンの共感を集めた。
最上級グレードのタイプSのパワースペックは250ps/216Nm、トランスミッションは6速MT。ボディサイズは全長×全幅×全高4435×1770×1340mm。駆動方式はFR。前後重量配分はスポーツカーの理想である50対50を実現していた。カタログでは「スポーツカーを変える、あなたが変わる。マツダRX-8、デビュー。」のキャッチで、「そのスポーツカーには、非日常と日常が棲んでいる。鮮烈な日常を楽しみ、心地よい日常を愛するすべての人々に。スポーツカーを夢で終わらせないスポーツカー」とRX-8の魅力と個性を語りかけた。2003年デビュー時の新車時価格は240万〜275万円。
※資料提供/ブックガレージ