【復刻版カタログ】「負けるとニュースになる」といわれた伝説の勇者、「ハコスカ」日産スカイラインGT-Rの肖像

GT-R メイン1972日産スカイライン2000GT(KPGC10/KGC10/GC10型)

 伝説の勇者、「ハコスカ」と呼ばれた日産スカイラインGTの復刻版カタログ。3代目スカイライン(通称ハコスカ)の2000GTは、1968年10月デビュー。レース参戦を目指したスペシャル版の「GT-R」は1969年2月にシリーズに加わった。1970年10月のHT(ハードトップ)登場を機にGT-RはボディをHTに変更し、戦闘力を一段とアップ。GT-RはレーシングプロトR380由来のS20型・2ℓ直6DOHC24V(160ps)を搭載し、トップスピードは200km/hを誇った。主戦場のレースでは無敵。カタログでは「勝つために生まれたマシン」と形容し「ドイツのポルシェ、イタリアのフェラーリに匹敵するグランドツーリング。今日も、どこかのレース場で首位を独走していることでしょう」と、そのハイパフォーマンスぶりを説明していた。なお標準仕様の2000GT系はセダンとHTの2ボディで、エンジンは2種のL20型・2ℓ直6OHC(120ps/130ps)だった。カタログは1972年2月版(全24ページ編集/原寸296×255mm)。

※資料提供/ブックガレージ

スカイライン02

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スカイライン表紙

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