【復刻版カタログ】レースで得た知見を積極的に活かすと宣言した1972年ポルシェ911の肖像

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1972年ポルシェ911(901型/Eシリーズ)

   レースで得た知見を積極的に活かすと宣言した1972年ポルシェ911の復刻版カタログ。1972年モデルのEシリーズは、“ナロー”と呼ばれるオリジナル911の後期型。2.4リッターに拡大したフラット6をリアに搭載。ラインアップはS(181hp)/E(157hp)/T(133hp)の3グレード構成。ボディはクーペとデタッチャブルトップのタルガから選べた。カタログ冒頭では、フェリー・ポルシェ博士と彼の二人の息子、そして甥のピエヒ氏がレーシングカー917とともに登場。「ポルシェは、最新の技術と独自のデザインが融合した唯一の“パーフェクトカー”。我々がレースに積極的に参戦するのは、技術の優秀性を証明し、それを自らのプロダクトに活かすため」と語りかけた。911Sのボディサイズは4163×1610×1320mm、車重は1020kgでトップスピードは143mph(230km/h)をマークした。カタログは1971年8月版(1972年モデル/全16ページ編集/原寸275×212mm)のアメリカ仕様。

※資料提供/ブックガレージ

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