【復刻版カタログ】神話を樹立した初代スカG、S54型プリンス・スカイライン2000GT-Bの肖像

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1967プリンス・スカイライン2000GT-B(S54B型)

 S54型の初代スカイラインGTは、1964年5月の第2回日本グランプリでポルシェ904と戦い、“スカイライン神話”を樹立した伝説のスポーツセダン。1967年モデルは、その後期型。数々のレース経験を活かし5速トランスミッション、99リッター大容量ガソリンタンク、LSD、シャープなステアリングギア比(15.2:1)を装備した後期型。エンジンはウェーバー製キャブレター(40DCOE)を3連装した1988ccの直列6気筒OHC(125ps)。トップスピードは180km/hをマークした。カタログでは、レースで獲得したトロフィーや、当時の船橋サーキット/富士スピードウェイ/鈴鹿サーキットのコースレイアウトをビジュアルに使用。S54B型がモータースポーツで鍛えた本物であることを語りかけた。なおプリンス自動車は、1966年夏に日産自動車に吸収合併されたため、表紙には“Nissan“の刻印が入っていた。カタログは1942年11月版(12ページ編集/実寸297×210mm)。

※資料提供/ブックガレージ

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