【復刻版カタログ】新世代V8ミッドシップとして絶賛された1999年フェラーリ360モデナの肖像

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1999年 フェラーリ360モデナ

 フェラーリ360モデナの復刻版カタログ。カタログは1999年版(32ページ編集/原寸270×240mm)。フェラーリ360モデナは、F355シリーズの後継車として1999年春のジュネーブ・ショーでデビュー。新世代V8フェラーリとしてボディやエンジンを全面変更したのが特徴だった。ボディはアルミのスペースフレーム構造、ボディパネルもオールアルミ製に刷新され、車重はF355比で約100kgも軽量化された。エンジンは気筒当たり5バルブのV8DOHC40V。排気量は車名が示す通り3.6ℓ。最高出力400ps/8500rpm、38.0kg・m/4750rpmの最大トルクを誇った。パフォーマンスは圧倒的。最高速度は295km/hオーバー、0→100km/h加速は4.7秒。0→400m加速は12.6秒で駆け抜けた。360モデナは世界的なヒット作となり、V8ミッドシップがフェラーリのコアモデルとなる流れを決定的にする。ボディサイズは4490×1925×1215mm。車重は1450kg(F1マチック)でパワーウエイトレシオは3.63kg/psと優れていた。

※資料提供/ブックガレージ

モデナ表紙

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