CARイベントレポート「VOLVO Meeting 2024 in Sodegaura」(2024年11月号掲載)

新旧ボルボがサーキットに集合。ファン待望の大型ミーティング

当日の模様や今後の開催情報などはウェブサイトなどで確認できる

 安全性能の高さや機能性、オリジナリティあふれるデザインなど、独自の魅力で根強いファンを持つボルボ。全国各地でオーナーたちのグループが活動しているが、ボルボ車全体を対象とした全国規模のオーナーズミーティングの開催はなかった。

主催者の古谷さん。ボルボのオーナーズグループ、ELK関東を運営している

 そんな現状に疑問を抱いたオーナーたちが立ち上げたミーティング、VOLVO Meeting 2024 in Sodegauraが盛り上がりを見せている。2024年8月25日に袖ケ浦フォレスト・レースウェイ(千葉県袖ケ浦市)で開催された同イベントを取材した。

 主催者は国内最大規模のボルボ・オーナーのグループ、ELK関東を主催する古谷さんと、ボルボを乗り継いできたクルマ好き芸人の千太郎さん。2023年11月に開催した第1回は参加台数が目標を超え、新旧ボルボのユーザーが集まり大成功を納めた。

240や940などスクエアなスタイリングで根強いファンを持つ80~90年代のモデルたち。約30台が参加

 第2回目の今回は規模を拡大しての開催となった。

「参加者から「また開催してほしい」という声をたくさんいただきました。チューニングショップやディーラーからの反響も大きく、参加やご協賛も大幅に増えました」と古谷さんは語る。

ボルボ専門のカスタムショップも出展。240ファンにとって憧れの北米仕様・丸目4灯にカスタムしたモデル

 会場では80年代の240シリーズから現行モデルまで150台以上の新旧ボルボが並ぶ。会場では「1台のボルボを長く乗り続けている」とか、「数台のボルボを乗り継いできた」というベテランから、20代前半の若手やファミリーまで、さまざまなスタイルでボルボとの暮らしを楽しむオーナーの話を聞くことができた。

デモカー同乗体験やレースなどサーキットでボルボの走りを楽しめるプログラムも開催された

 待望の全国ミーティングだけあって、遠方からの参加者も多く見られた。

「ロングドライブでも腰痛とは無縁。体の負担が少なく運転を楽しめます」とオーナーたちは語っていた。

チューニングショップや用品メーカーの出展。右は各種耐久レースへの参戦経験があるERST Racing V40

 サーキットのコース上では、国内では貴重なレーシンタイプのボルボが競う「日本最速VOLVO決定戦!」やデモカー同乗体験、パレードランなどボルボの走りを楽しめるプログラムも用意されていた。

第2回目の開催となる「VOLVO Meeting 2024 in Sodegaura」は8月25日に袖ケ浦フォレスト・レースウェイ(千葉県袖ケ浦市)で開催。北は北海道、南は宮崎まで全国からボルボ・オーナーが集まった

 オール・ボルボのオーナーが集う貴重なミーティング。今後も盛り上がりが期待できそうだ。

ボルボのBEV第1弾となったC40リチャージは3台が参加。独特のスタイリングで注目を集めていた

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