世界中で評価の高いメルセデス・ベンツEクラス・ステーションワゴン(S124型)の復刻版カタログ。カタログは1995年版(16㌻編集、原寸298×210mm)。メルセデス・ベンツ124型は、「最善か無か」の企業ポリシーのもと、「理想のミディアムカーを作る」という、開発者の信念が結実した傑作。ボディタイプはセダン/クーペ/スターションワゴンの3種。中でも1987年に日本デビュー(本国では1885年に登場)したステーションワゴンの評価は高い。124型は1994年モデルから名称を、現在と同様の「Eクラス」に変更。1995年の日本仕様はE220(2.2リッター直4/150ps)、E280(2.8リッター直6/200ps)、E320(3.2リッター直6/225ps)、E300ターボディーゼル(3リッター直6/150ps)の4グレード構成。全車トランスミッションは4速ATが組み合わされ、ラゲッジルームに格納式のサードシートを備えた7シーターモデルだった。駆動方式はFR。ボディサイズは4765×1740×1490mm。カタログでは「サルーンとしての資質とワゴンならではの実用性の巧みな調和。世界のエグゼクティブから揺るぎない信頼と共感をいただいているその真価を、豊かさに満ちたアクティブな日々と共にご堪能ください」と語りかけた。
※資料提供/ブックガレージ