【復刻版カタログ】全車DOHCエンジン＋5速MT搭載。クーペ／スパイダー／スポーツセダンが選べた1968年アルファロメオの芳醇世界

1968年 アルファロメオ

　1968年の日本仕様アルファロメオ総合版カタログ。カタログは20㌻編集、原寸250×264mm。1968年当時、アルファロメオの輸入元は「伊藤忠オート株式会社」が担当。東京・赤坂に本社を置き、横浜、札幌、名古屋、大阪など全国7拠点で販売・サービスを行なった。当時の日本での販売モデルは「1750GTヴェローチェ」をメインに「1750スパイダー・ヴェローチェ」、「1750ベルリーナ」、「1600スーパー」、「1300TI」、「GTジュニア」など全7モデル。全車が直列4気筒DOHCエンジン（1750/132ps、1600/112ps & 106ps）,1300/103ps & 94ps）と５速MTトランスミッションを搭載。駆動方式はFRだった。1968年は変わり種として、イタリアの自動車専門誌「クワトロ・ルオーテ」の提案で誕生した、戦前の名車「6C1750」のレプリカモデル、「グランスポーツ」も販売。グランスポーツはジュリアTIのコンポーネントを利用してザガートが製作。エンジンは1.6ℓ（106ps）。別名「4Rザガート」と呼ばれ、1966-68年に合計920台が生産された。

※資料提供／ブックガレージ