『サウンドバーガー』、懐かしむ年配者だけでなく、若年層にもユニークなレコードプレーヤーとして人気に

オーディオテクニカから発売されているポータブルレコードプレーヤーの『サウンドバーガー』が、人気を集めている。

初めて発売されたのは、1982年。それから40年後の2022年に復活モデルが発売され、すぐに完売。多くの再復活の声に応え、2024年に再び発売が始まり、今回も好評だという。

登場した1980年代初期は、ソニーのウォークマンをはじめ、音楽をどこにいても気軽に楽しめるポータブル音楽再生機器が流行しており、その一種として、『サウンドバーガー』は発売された。当時、レコードは、不動の位置に置かれたレコードプレーヤーで聴くもので、いろんな場所にプレーヤーを持ち運び聴くものではなかった。しかし、ハンディで持ち運びが簡単な『サウンドバーガー』があれば、レコードを聴きたい場所で聴くことができ、若者を中心に多くの人に支持された。しかし、1980年代半ばを過ぎると音楽を聴く手段はCDが一般的になり、『サウンドバーガー』も消えていった。

 そして現在、音楽は配信のダウンロードやサブスクで楽しむものになり、CDの存在は薄くなり、CDプレーヤーを持ったことのない若者も多い。

そんな状況の中、なんとレコードが再びフィーチャーされているのだ。CDや配信よりも音に奥行きがあり(諸説あり)、ジャケットも大きくインテリとしても使えるなどといった理由から支持されるようになっている。

特に、若者の間で、レコードが聴ける&形がポップでレトロフューチャーと『サウンドバーガー』が注目を集めている。

製品情報

商品名:サウンドバーガーAT-SB727
公式サイト

 

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