1981年、2代目に進化したスズキ・ジムニーの復刻版カタログ。カタログは1981年版(原寸298×211mm、変形20㌻編集)。2代目ジムニーは1981年5月にデビュー。初代の実用重視イメージから、遊びのクルマ=RVの要素を取り入れたスタイリッシュな印象に大変身した。2代目はアクティブなライフスタイルが注目を集めた時代の潮流とマッチ。フレンドリーな本格4WDとして大幅な販売増を記録した。ボディタイプは3種(キャンバスドア/ハーフメタルドア/フルメタルドア)のキャンバストップと、フルメタルボディのバン(VC/VA)をラインアップ。キャンバスドアとハーフメタルドアのキャンバストップ仕様は、フロントウィンドウを前倒しすることも可能だった。
エンジンは539ccの水冷2ストローク3気筒(28ps/5.4kgm)。駆動方式は、もちろんセレクティブ4WDで、登坂能力は堂々の38.7度を誇った。カタログは。海外の印象的なロケビジュアルをメインに使用。「街ではスマートに、オフロードでは精悍にのジムニー。自由な気分が好き…という4WDピープルのために、いまデビュー!」と語りかけた。ボディサイズは3195×1395×1690mm(ハーフメタルドア)。価格は77万〜89万8000円だった。
※資料提供/ブックガレージ