2001年のスズキ・ジムニーの復刻版カタログ。カタログは2001年版(原寸298×211mm、24㌻編集)。3代目ジムニーはKカーが現在の規格に移行した1998年10月にデビュー(小型車モデルのジムニーワイドは1998年1月に登場)。基本メカニズムは、2代目の後期型をベースに、スズキの新Kカーポリシー「つよく、やさしく、のりやすく」に沿って、すべてがリファインされた。伝統のラダーフレームはホイールベースを旧型比で220mm延長し、前後トレッドは75mmワイド化。ボディとフレームのマウント部の材質・形状も吟味され、快適性とハンドリングが飛躍的に向上した。エンジンは658ccの直3DOHCターボ(64ps/10.8kgm)を搭載、トランスミッションは5速MTと4速ATが選べた。大きな変化はボディタイプ。3代目はフルメタルボディのワゴンに統一。残念ながら伝統のオープンモデル、キャンバストップ仕様はラインアップから外れた。
3代目は時代の要請に応じてリファイン。ワイルドベンチャーやランドベンチャーの特別仕様車を加えながら、高い人気をマークする。ボディサイズは3395×1475×1680mm。価格は99万8000〜146万6000円(1999年モデル)だった。
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