2024年スズキ・ジムニーの復刻版カタログ。カタログは2024年版(原寸298×211mm、36㌻編集)。4代目となる現行モデルは、2018年7月にデビュー。「プロの道具」を開発コンセプトに掲げ、一段と骨太に進化した。ラインアップはKカー規格のジムニーと、小型車のジムニーシエラの2シリーズ(2025年1月に5ドアのノマドを発表)。エンジンはそれぞれ658ccの直3DOHCターボ(64ps/9.8kgm)と、1460ccの直4DOHC(102ps/13.3kgm)を搭載。スタイリングは2代目のイメージが宿るボクシーフォルムにまとめられ、車両の姿勢と状況を把握しやすいよう工夫。降雪時に雪が堆積しにくい凹凸の少ない形状に仕上げられた。森になじむロービジリティカラー(=隠れる色)のジャングルグリーン、存在を周囲にアピールするハイビジリティカラー(=目立つ色)のキネティックイエローの設定も話題を呼ぶ。
メカニズムは従来比1.5倍の剛性を誇る新開発ラダーフレームを採用。足回りの見直しとステアリングダンパーの新設定などでハンドリングと安定性が向上。セレクティブ4WDシステムは、4Lモード選択時に作動するブレーキLSDトラクションコントロールの導入で、一段と悪路走破性を高めた。ボディサイズは3395×1475×1725mm。価格は165万4400〜200万2000円(2024年モデル)だった。
※資料提供/ブックガレージ