Ado やtuki. だけじゃない!その他人気の顔出しNGアーティストを紹介!

 2025年4月号の『クルマと音楽』ページで解説したように、現在、SNSの普及により、顔出しをしなくても、アーティスト活動は充分にできるようになっている。そのため、SNS世代を中心に顔出しをしないアーテイストが増えている。

 誌面では、Ado、tuki.、yama、なとりを紹介したが、Web ではその他に活躍するアーテイストを3名紹介しよう。

コレサワ

 コレサワ。2017年にアルバム『コレカラ―』でデビューした女性シンガーソングライター。詩が共感できるとZ世代の女性に大人気だ。メディアには顔出しはせず、素顔が見れるのはLIVEのみで、「れ子ちゃん」と言われるクマのキャラクターがビジュアルを担当する。顔出しNGの理由を「写真を撮られる時に無理に作った笑顔をするのが苦手」「構えて撮られるのがめちゃくちゃ苦手」などとネット等で説明している。

 2024年には、作詞した超ときめき♡宣伝部の「最上級にかわいいの!」が大バズリし、年末の日本レコード大賞の作詞賞を受賞し、一気に広い世代に知名度を上げている。

超学生

 超学生。2001年生まれの注目の歌い手。11歳の頃に初の歌ってみた動画をSNSに投稿して以来、コンスタントに動画投稿を続け、現在は週1本のペースで新作動画を公開し、YouTubeでのカバー曲総再生数5億回以上という記録を達成している。 顔の上半分をベネチアンマスクで隠している。 “超絶ガナリヴォイス”で、同世代のZ世代に人気となっている。

ぼっちぼろまる

 ぼっちぼろまるは正体不明の地球外生命体アーティスト。Billboard 年間 TikTok Songs Chart 2022 で1位の『おとせサンダー』、テレビアニメ『ポケットモンスター』オープニングテーマのyama × ぼっちぼろまる『ハロ』など、若者からファミリーまで幅広く注目を集めながら、TVアニメ『逃げ上手の若君』エンディングテーマ『鎌倉STYLE』、TVアニメ『負けヒロインが多すぎる!』のオープニングテーマ『つよがるガール feat. もっさ(ネクライトーキー)』の2曲を同時期にリリースし、今やアニソン界の人気アーティストの一人になっている。

 宇宙人という設定なので、本人的には顔出しをしているというところだろうが、顔はオオカミ、体は人間という設定のMAN WITH A MISSION同様、彼も顔出しNGのアーティストと言えるだろう。

 

 

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