【復刻版カタログ】新世代に移行した964、1991年「PORSCHE 911」のスーパーな世界観

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1991年 ポルシェ911(964型)

1990年代に求められるスポーツカー像を追求した964型、1991年「ポルシェ911」の復刻版カタログ。964型は、911シリーズの第3世代。カタログは1990年(実寸280×250mm、38㌻編集)の日本仕様。964型は現在でも注目を集める人気モデル。1988年秋にフルタイム4WDのカレラ4が先行デビュー。1989年にRRレイアウトのカレラ2が登場した。964型は全体的な印象こそ従来のマイナーチェンジだったが、中身は大幅に進化。空冷フラット6エンジンは3.6リッター(250ps)に変更され、駆動方式は4WDとRRの2シリーズに分化。カレラ2にはATのイメージを革新した“ティプトロニック”が設定された。ボディも大幅リファインしたエアロ形状である。リアフードには80km/h以上でリフトアップし、10km/h以下になると格納される可変リアスポイラーをビルトインした。またブレーキにはABSが組み込まれ、パワーステアリングやオートACを装備するなど快適性もグッと向上。カレラ2/4のボディタイプはクーペ、タルガ、カブリオレの3種。なお1990年3月のジュネーブ・ショーで一時休止していたトップモデルのターボが復活(1991年モデルから販売)。ターボは3.3リッターのフラット6(320ps)を搭載。17inタイヤを標準装着しトップスピード270km/hを誇った。

資料提供/ブックガレージ

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