BENTLEY 創業100年を記念して100本を植樹

 ベントレー創業100周年にあたる今年、ベントレー・モーターズは、本社工場の持続可能な未来へ向けた投資としてクルー本社の周辺地域に英国原産の苗木100本を植樹した。

b2.jpg▲ベントレー、未来へ向けて根を張るため、創業百周年の締めくくりに100本の苗木を植樹

 このプロジェクトは、気候変動に取り組み、生物多様性を保護するためにはより多くの木を植えることが重要であると訴える「ナショナルツリーウィーク」(11月23日〜12月1日)に先駆けて、冬の初めの植樹期に実施された。

b4.jpg▲創業100周年を記念して作られたコンセプトカー「EXP 100 GT」車体にあしらわれるマテリアルは、ステナビリティを意識した革新的技術により考え抜かれた手法で収集された素材が用いられる

クルー本社の敷地周辺では、オフィス棟の外に10本のナラの苗を、またピムス通り(PimsLane)に隣接する本社メインエントランスへのアプローチに15本のサクラの苗を植えた。また、社会施設「レジェンド(Legends)」の境界に沿って、カエデ、ブナ、クルミ、ライム、ニレなど70本の苗を植樹。さらに、CW1ビジターレセプションエリアの外側に新たな果樹園を作るため、あらかじめ用意していた10本の果樹の苗を移植した。

b7.jpg▲社会施設「レジェンド(Legends)」の境界に沿って、カエデ、ブナ、クルミ、ライム、ニレなど70本の苗を植えた

 ベントレーで製造担当取締役を務めるペーター・ボッシュは、次のように解説する。
「持続可能な材料である木材(ウッド)は、100年前のベントレー創業以来、ベントレーの主要な内装部材の1つであり、ベントレー独自のクラフツマンシップにとって重要な要素であり続けています。ベントレーのウッドベニヤは、世界最高のベニヤを探すために多大な努力をする専門家によって倫理的に調達されています。この敷地周辺に植える樹木には、英国原産種だけでなく、ベントレーの車両の内装用に提供している木材を反映させたいと考え、ミュルザンヌに使用しているオーク(ナラ)、ウォールナット(クルミ)、メープル(カエデ)を植えることにしました。」

b3.jpg▲コンセプトカー「EXP 100 GT」のインテリアには、5千年前の銅の染み込んだ「リバーウッド」(倒木)を使用。シートは、ワイン醸造過程の副産物から開発されたエコでラグジュアリーな新素材を採用する

「大気の質を改善し、二酸化炭素を吸収し、酸素を生み出す樹木は、気候変動の取り組みにおいて重要な役割を果たします。また、ベントレーの地元の生物多様性や野生生物にとっても重要で、この地域をより暮らしやすく、働きやすい環境にするために貢献します。私たちは敷地周りの緑化を推進し、同僚や地域コミュニティの両方が楽しめるようにするため、慎重に場所を選んで植樹しました。」

b6.jpg▲ベントレーの次なる100年

「ベントレーは、最も持続可能性の高い高級車メーカーとなる努力を続けており、これはベントレー本社の長期的な持続可能性に投資する素晴らしく実践的な取り組みであり、創業100周年の締めくくりに相応しいものだと言えます。」

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