日産が東京オートサロン2024における出展概要を発表。2024年3月に日本初開催となるフォーミュラE「Tokyo E-Prix」に参戦するGen3マシンをはじめ、キャラバン/エクストレイル/ルークス/マーチのコンセプトカーや、NISMOロードカーのラインアップ、エクストレイルとセレナのAUTECHカスタムカーを展示
日産自動車は2023年12月18日、2024年1月12日から14日にかけて千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2024の出展概要を発表した。
今回のオートサロンでは、2024年3月に日本初開催となるフォーミュラE「Tokyo E-Prix」に参戦するGen3マシンをはじめ、キャラバン/エクストレイル/ルークス/マーチのコンセプトカーや、NISMOロードカーのラインアップ、エクストレイルとセレナのAUTECHカスタムカーを展示。また、NISSAN/NISMOコレクションのオフィシャルグッズを、ブースに設けたコーナーで販売する予定だ。
注目の展示モデルを紹介していこう。
まず、フォーミュラE Gen3マシン「NISSAN e-4ORCE 04」は、日本を象徴する花の1つである桜のデザインを取り入れた印象的なカラーリングを採用。ブースでは、2024年3月に開催されるフォーミュラE「Tokyo E-Prix」に参戦する本モデルを雛壇に上げる予定だ。
次に、本格SUVのエクストレイルをベースに、オフロードテイストとタフギア感をさらに高めた「X-TRAIL CRAWLER CONCEPT」。エクステリアでは傾斜がきつく険しい地形をクルマで走破するロッククローリングの世界を表現し、一方でラゲッジエリアにはエクストレイルが追求してきた道具感を訴求するアイテムを多数装備している。
3台目は、キャラバンをベースにした、緊急・災害時には防災拠点にもなる支援車両(Mobile-Hub)の「Disaster Support Mobile-Hub」。2023年9月にリリースした「ポータブルバッテリー from LEAF」を複数搭載し、避難時のライフラインをはじめ、様々な困りごとを解決できる装備を多数採用した、頼りになる1台に仕立てている。
4台目は、2023年6月にマイナーチェンジした軽スーパーハイトワゴンのルークスをベースに、ファッション・雑貨・アートまでを国内外で展開するセレクトショップのBEAMSがカスタムを監修したコンセプトカーの「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT」。“思わず出かけたくなるクルマ”をコンセプトに、ファッションシーンや様々なニーズに応える素材であるデニムを内外装のテーマに使用し、BEAMSならではの遊び心を随所にあしらって、より自分らしさを表現できるクルマに仕上げた。
5台目は、東京オートサロン2023 にて提案した「CUBE Refreshed&Retro Concept」に続く、日産中古車プロジェクト第2弾の「MARCH Patissier CONCEPT」。中古車のマーチをベースに、“夢を追う若者のライフスタイルに寄り添うクルマ”であることをプロジェクトコンセプトとして掲げ、菓子職人の“パティシエ”をテーマに据えたカスタマイズを施している。
日産モータースポーツ&カスタマイズからは、日産直系のカロッツェリアとしてデザインや機能に高度な付加価値を加えるカスタムカーブランド「AUTECH」の最新の2モデルを披露する。
まず、エクストレイルをベースに高級感や特別感をさらに高めた「X-TRAIL AUTECH SPORTS SPEC CONCEPT」。街乗りからロングドライブまで、シーンに応じてリニアで楽しいスポーティさと余裕や安定感のある走りを実現したうえで、プレミアムスポーティブランドのAUTECHにふさわしいスペシャルな内外装を随所に採用している。
もう1台は、人気ミニバンのセレナをベースにスポーティと上質へのこだわりを込めて仕立てた「SERENA AUTECH SPORTS SPEC CONCEPT」。AUTECHならではの上質で洗練された専用パーツを内外装の随所に配備し、さらにマルチベッドシステムを搭載して、スペシャル感と利便性を高次元で融合させている。
NISMOブランドからは、NISSAN GT-R 2024年モデルの最強バージョン「NISSAN GT-R NISMO」や、フェアレディZをベースに専用のエアロパーツやNISMO専用チューニングを施した「フェアレディ Z NISMO」、スカイラインをベースにNISMOならではのレーシングテクノロジーを活かした空力とシャシー技術を融合させて究極のGTカーに仕立てた「スカイライン NISMO」という至高の3モデルを出展する。
なお、日産はショーの当日、公式SNSアカウントにてブースの様子やトークショーを生中継するほか、ファンとの双方向コミュニケーションを通してブースの臨場感を共有する予定である。