ホンダが東京オートサロン2024の出展概要を発表。“クルマはレースをやらなくては良くならない”というHONDA DNAを体現した多様なモータースポーツ車両を展示するほか、新型SUVのWR-Vや新型アコードのカスタマイズモデルを披露
ホンダは2023年12月25日、2024年1月12日から14日にかけて千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2024の出展概要を発表した。
今回のオートサロンでは、“クルマはレースをやらなくては良くならない”というHONDA DNA、具体的にはレースで培った経験と情熱がワクワクするクルマや製品を生み出し続ける、そんな人から人へと受け継がれるホンダの情熱の遺伝子を具現化した多様なモータースポーツ車両を展示するほか、新型SUVのWR-Vや新型アコードのカスタマイズモデルを披露する。
注目のカスタマイズカーから紹介していこう。
まずは「WR-V FIELD EXPLORER CONCEPT(WR-Vフィールドエクスプローラー コンセプト)」。2024年3月22日の発売を予定する新型SUVのWR-Vをベースに、WR-V用のホンダ純正アクセサリーによるエクステリアコーディネート“TOUGH STYLE(タフスタイル)”を施したうえで、ブラックを基調としたシックなパーツを随所に装着して、SUVらしいタフさをさらに際立たせた特別なカスタマイズモデルに仕立てている。
次に、新開発のスポーツe:HEVを搭載して爽快な走りを実現する、2024年春発売予定の11代目アコードをベースに、ホンダ純正アクセサリーによりエクステリアコーディネートしたカスタマイズモデルの「ACCORD e:HEV SPORT LINE(アコードe:HEVスポーツライン)」。ホンダは新型アコードの純正アクセサリーコーディネートとして“SPORT LINE”と“TOURING LINE”の2種類を設定する予定だが、今回披露するのは「ブラックで引き締めた精悍スタイリング」を謳うSPORT LINEで、躍動感ある造形に精悍な印象を与えるクリスタルブラックパール塗装のエアロパーツや19インチにアップしたステルスグリントブラック塗装のアルミホイールなどを採用し、アコードの持つスポーティな雰囲気をよりいっそう高めている。
一方でHONDA DNAを体現するモータースポーツ車両としては、Honda RBPTH001のパワーユニットを搭載するF1マシンの「Red Bull RB19」ショーカーや、2024年シーズンのSUPER GTシリーズ GT500クラスに参戦予定の「CIVIC TYPE R-GT」コンセプト(2023年開発車両カラー)、スーパー耐久 ST-Qクラスに参戦したカーボンニュートラル燃料適合の「CIVIC TYPE R CNF-R」、ホンダ従業員有志によってスーパー耐久 ST-2クラスにフル参戦した「CIVIC TYPE R(FL5)」、ホンダ学園 ホンダテクニカルカレッジ関東の手によって新城ラリーに参戦した「S800」、N-ONE OWNER’S CUP参戦車両の「HCM☆SUPER☆N-ONE」を展示。さらに、もてぎEnjoy耐久レース(通称Joy耐)に参戦予定の「Civic e:HEV」を初公開する。
なお、ホンダのブースではHRCやF1、無限などのグッズを販売するコーナーも設置する予定である。