トヨタ車体が東京オートサロン2024にランドクルーザーのカスタマイズカー2台を出展

トヨタ車体が東京オートサロン2024の出展概要を発表。同社が運営する「ランクルBASE」からカスタマイズカーの「ブラッククルーザー70」と、2023年の東京オートサロンに出展した「ランクル40×ランクル70」の完成形を披露

　トヨタ車体は2023年12月25日、2024年1月12日から14日にかけて千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2024の出展概要を発表した。今回のオートサロンでは、ランドクルーザーの開発・生産を手がけるトヨタ車体が運営する、ユーザーにランドクルーザーに長く、安心して、楽しく乗ってほしいとの思いから2023年に立ち上げたランクル専門店「ランクルBASE」から、メーカーだからこそできるカスタムの楽しさを提案する。

▲トヨタ車体が東京オートサロン2024の出展概要を発表。ランドクルーザーのカスタマイズカー2台を参考出品する

　注目のカスタマイズカー2台を紹介していこう。

　まずはランクルBASEカスタム「ブラッククルーザー70」。世界各地で様々な使われ方をしているランドクルーザー70だからこそ設定されている多彩な海外仕様純正部品を選りすぐって装着したカスタマイズカーで、ボディにはマットブラック塗装を施すことでモダンさとタフさを表現する。車名のブラッククルーザー（Black CRUISER）には、海外純正部品を日本に持ち込む“黒船”との思いを込めた。

▲世界各地で様々な使われ方をしているランドクルーザー70だからこそ設定されている多彩な海外仕様純正部品を選りすぐって装着したランクルBASEカスタム「ブラッククルーザー70」

　もう1台は、2023年の東京オートサロンに出展した「ランクル40×ランクル70」の完成形。ランドクルーザー40のボディにランドクルーザー70のベアシャシーを組み合わせたカスタマイズカーで、70の高い耐久性や信頼性、悪路走破性はそのままに、40のクラシカルなボディとカラーリングを活かしたスタイルに仕立てる。今回の完成形では、各部を熟成させるとともに、ボディを改造してラジエーターを搭載。さらに、排ガス基準・法規に適合させて公道走行を可能とした。

▲ランドクルーザー40のボディにランドクルーザー70のベアシャシーを組み合わせたカスタマイズカーの「ランクル40×ランクル70」の完成形を披露

　ブースではほかにも、2024年央にランクルBASEでの販売を検討しているランドクルーザー70海外仕様純正部品（メッキバンパー、ウインチ、シュノーケル、アルミホイールなど）や、ランクルBASEで販売中の「LAND CRUISER TLC Custom」パーツ（18インチホイール、ブレーキキャリパー、けん引フックなど）の展示、ランクルBASEオリジナルグッズの販売などを実施する予定である。