▲スーパーGT開幕戦は大雨のコンディションの中スタート クラッシュが頻発して最終的には赤旗でレースは終了 規定周回数に到達していないため開幕戦のポイントは規定の2分の1が与えられた 写真は優勝したホンダNSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也選手組)
スーパーGT開幕戦は4月14日、岡山国際サーキット(1周3・703㎞、82周)で決勝レースが行われたが、大雨の影響で赤旗終了。ホンダNSX―GTの野尻智紀/伊沢拓也選手組が制した。
レースはSC(セーフティーカー)先導でスタート。4周目にSCが退くと、予選で圧倒的な速さ見せたR・クインタレッリ選手の日産GT―Rが後続を引き離していった。だが、後続でスピン、クラッシュが相次ぎすぐにSCが入った。ここまでの間に予選3、4位の山本尚貴選手のNSX―GTと塚越広大選手のNSX―GTが2、3位と順位を上げていた。10周目にレースが再開されるとトップのクインタッレッリ選手はペースが上がらず、山本選手と塚越選手、2台のNSX―GTにトップの座を明け渡し、伊沢選手のNSX―GTにも抜かれた。
13周目、再びクラッシュがあり赤旗中断。 45分後にレースが再開されたが、ここでトップ2台のNSX―GTが同士討ちで山本選手がコースアウト。その後もコース上は波乱が続き、31周で赤旗終了となった。トップは塚越選手だったが、ペナルティを受け降格した。2位は松田次生/R・クインタレッリ選手組(日産GT―R)、3位は佐々木大樹/J・ロシター選手組(日産GT―R)だった。
GT300は、新田守男と阪口晴南選手組(レクサスRC―F・GT3)が勝利した。
▲開幕戦の表彰台はホンダNSX-GTの野尻智紀/伊沢拓也選手組が優勝 2位は日産GT-Rの松田次生/R・クインタレッリ選手組 3位は日産GT-Rの佐々木大樹/J・ロシター選手組だった