WRCに挑戦した日本車の歴史を実車展示で振り返る

WRCに挑戦した日本車の歴史を振り返る。トヨタ博物館が4月16日まで企画展を開催中

トヨタ セリカ GT-FOUR ST165(1990)

 トヨタ博物館は2023年4月16日まで企画展「WRC 日本車挑戦の軌跡 再び!」を開催中だ。
 
 WRC(世界ラリー選手権)に挑戦した日本車メーカー7社(トヨタ、日産、三菱、マツダ、SUBARU、ダイハツ、スズキ)の協力を得て、1973年のダットサン1800SSS(ブルーバードU1800)をはじめ、1990年のトヨタ セリカ GT-FOUR ST165、2008年のスバル・インプレッサWRCまで12台のラリーマシンを展示する。
 
 開館時間は9時30分〜17時。月曜日と12月24日〜1月3日は休館。入場料は大人1200円、中高生は700円。
 

マツダ RX-7(1979)

 

2022/11/11(金)〜 2023/4/16(日)【企画展】WRC 日本車挑戦の軌跡 再び!

 
ダットサン 1800SSS(1973)
ダットサン 1800SSS(1973)
トヨタ セリカ GT-FOUR ST165(1990)
トヨタ セリカ GT-FOUR ST165(1990)
マツダ RX-7(1979)
マツダ RX-7(1979)
 
2022年11月10日、フォーラムエイト・ラリージャパン2022が開幕します。2年連続での中止を経て、待望の開催となります。
 
2010年の北海道開催から12年ぶりとなる今年は舞台を愛知・岐阜両県に移して世界の競合が覇を争います。トップドライバーの走りはどんな迫力なのか、初めて見る新レギュレーションRally1車両の実力は、そして2004年のSUBARU インプレッサS10以来となる日本メーカーの地元勝利はなるのか…、期待は高まります。
 
このラリージャパンを会期のスタートとして、当館では企画展「WRC 日本車挑戦の軌跡」を昨年に引き続き開催いたします。今回もWRC参戦経験のある日本車メーカー7社の協力で、当館初登場を含む貴重な歴史的車両がズラリと並びます。ラリー車とマンガ背景のコラボレーションという、よりパワーアップした2.5次元空間となるでしょう。ラリーの「いま」の熱気を感じながら、WRCの系譜をお楽しみください。
 
会期:2022年11月11日(金)~2023年4月16日(日)
場所:トヨタ博物館 文化館2階 企画展示室
内容:世界中の公道を舞台に市販車ベースの競技車両で戦われるWRC(FIA世界ラリー選手権)における、日本車挑戦の歴史を、7社12台の各社の代表的な参戦車両で紹介。
 

展示車両(年代順・同年のものは50音順)

1)ダットサン 1800SSS(1973) *日本名 ブルーバードU P610
2)マツダ RX-7(1979)
3)三菱 ランサー2000ターボ (1982)
4)トヨタ セリカ ツインカムターボTA64(1985)
5)トヨタ MR2-222D  (1985)
6)トヨタ セリカ GT-FOUR ST165(1990)
7)日産 サニーGTI-R  (1991) *日本名 パルサー GTI-R
8)ダイハツ シャレード GT-Ti(1993)
9)SUBARU インプレッサ555(1996)
10)三菱 ランサーエボリューションVI(2001)
11)スズキ SX4 WRC(2008)
12)SUBARU インプレッサWRC 2008(2008)
 
協力 スズキ㈱、㈱SUBARU、ダイハツ工業㈱、日産自動車㈱、マツダ㈱、三菱自動車工業㈱
https://toyota-automobile-museum.jp
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