荒天を突いて川祐路/石浦宏明選手組が優勝
▲豪雨と雷雨の影響でレースは荒れた展開になった
スーパーGT第2戦は5月4日、富士スピードウェイ(1周4・563㎞、110周)で500㎞の決勝レースが行われ、豪雨と雷で中断となる波乱の展開の中、レクサスLC500を駆る立川祐路/石浦宏明選手組が大逆転で今季初優勝を遂げた。
レースはSC(セーフティカー)先導で開始。3周目にSCが退き、序盤はポールポジションのR・クインタレッリ選手の日産GT―Rがトップを走行したが、雨量が増えるにつれ順位を落とす。13周目に立川選手のLC500がトップに立つが、直後に雷雨のため赤旗中断になった。
雨は30分後に上がり、レース再開。その後、トップ争いは立川/石浦選手組のレクサスLC500と松田次生/クインタレッリ選手組の日産GT―Rの一騎打ちとなっていった。最初のピットインの後、松田選手のGT―Rがリードするが、それを石浦選手のLC500が逆転。その後、最後のピットインを機にクインタレッリ選手のGT―Rが前に出るが、これを99周目の第1コーナー出口で立川選手のLC500が抜き返し、そのまま逃げきって令和最初のスーパーGT優勝のチェッカーを受けた。2位は松田/クインタレッリ選手組。3位は昨年王者の山本尚貴/J・バトン選手組のホンダNSX―GTだった。
GT300クラスは、平中克幸/安田裕信選手組(日産GT―R・GT3)が優勝した。
▲レクサスLC500の立川祐路/石浦宏明選手組が優勝した