2位でフィニッシュも1位降格で3連勝
▲L・ハミルトン選手 今季は7戦5勝と「ゾーン」にはいっている
F1世界選手権第6戦モナコGPの決勝レースは5月26日、モンテカルロ市街地コース(1周3・337㎞、78周)で行われ、L・ハミルトン選手(メルセデス)が優勝した。2位はS・ベッテル選手(フェラーリ)、3位はV・ボッタス選手(メルセデス)だった。
ホンダのパワーユニットを搭載するチーム&ドライバー勢は好調で、M・フェルスタッペン選手(レッドブル)の4位を筆頭に、P・ガスリー選手(レッドブル)が5位、D・クビアト選手(トロ・ロッソ)が7位、A・アルボン選手(トロ・ロッソ)が8位と、2チーム供給体制になって初めて4台がそろって入賞した。
第7戦カナダGPの決勝レースは6月9日、サーキット・ジル・ビルヌーブ(1周4・361㎞、70周)で行われ、ハミルトン選手が優勝した。2位はベッテル選手、3位はC・ルクレール選手(フェラーリ)だった。
▲トップでフィニッシュしたベッテル選手だったがペナルティがあって降格
決勝で最初にフィニッシュラインを横切ったのはベッテル選手だった。今季初めてポールポジションを獲得したベッテル選手は、スタートから一貫してレースを支配していたが、48周目にコースアウト。コースに復帰した際にベッテル選手のマシンは、ハミルトン選手の進路をふさぐかっこうになった。これが意図的な進路妨害と判断され、ベッテル選手に5秒のタイムペナルティが科されて2位に順位を下げた。
ホンダ勢はフェルスタッペン選手の5位が最上位だった。
▲ホンダのPUで走るM・フェルスタッペン選手はカナダで5位入賞