11月16〜19日に愛知県と岐阜県を舞台に開催されたラリージャパンは、トヨタ・ガズー・レーシング・ワールド・ラリー・チーム(TGR・WRT)のエルフィン・エバンス/スコット・マーティン選手組(GRヤリス・ラリー)が優勝。セバスチャン・オジェ/ヴァンサン・ランデ選手組が2位、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン選手組が3位に入り、トヨタが表彰台を独占した。勝田貴元/アーロン・ジョンストン選手組は5位でフィニッシュしている。
TGR・WRTはデイ2でエバンス選手組がトップに立ち、トップ3を独占。デイ3、デイ4と上位をキープしたまま全行程を終えた。優勝したエバンス選手組はドライバー選手権で総合2位に入った。
TGR・WRTは今季13戦9勝。ロバンペラ選手組が昨年に続いてドライバー選手権を獲得し、マニュファクチャラーズ選手権と合わせてタイトルをキープした。
豊田章男トヨタ自動車会長は「私も幼少期に父に連れられてサーキットに行っていたからこそ、こんなモータースポーツ好きに育ちました。このラリーを続けていければ、モータースポーツが文化となって日本にさらに根付いていけると信じています。ラリージャパン2023の開催にご尽力された皆さま、本当にありがとうございました」と謝意を込めたコメントを明らかにしている。