[マツダCX-30特集]4WDに新制御を導入。期待のクロスオーバーのメカニズムを紹介

マツダCX-30 新車ニュース:メカニズム

IMG_7976.JPGCX-30のボディサイズは全長×全幅×全高4395×1795×1540㎜ 一般的な立体駐車場に対応する使い勝手に優れた設定 エンジンは1.8リッター直4ディーゼルターボ(116㎰/270Nm/WLTC燃費19.2㎞/ℓ・FF)と2リッター直4ガソリン(115㎰/199Nm/同15.4㎞/ℓ)そして2リッタースカイアクティブXの3種  駆動方式はFFと4WDが選べる

販売主力のディーゼルはエコカー免税対応車

 ボディは超高張力鋼板を全体の30%使用した軽量・高剛性仕様。遮音性向上のためボディパネルと内装マットの間にスペースを設けた「2重壁」構造を採用。各部の入念なシールの見直しでクラス水準を抜く静粛性を目指した。

 販売主力は1.8リッターディーゼルと2リッターガソリン。1.8リッターディーゼルのスペックは116ps/4000rpm、270Nm/1600~2600rpm。WLTCモード19.2km/リッター(FF)の好燃費と、豊かなトルクが魅力。エコカー減税(重量税)免税対象車で、自動車税の環境性能割は非課税、自動車税のグリーン化特例は概ね75%減税になる。ディーゼルのトランスミッションは6速ATのみ。

 2リッターガソリンは軽快性を追求。スペックは156ps/6000rpm、199Nm/4000rpm。6速ATと6速MTが選べ、WLTCモード燃費は15.4km/リッター(FF・AT)。エコカー減税(重量税)と自動車税のグリーン化特例は対象外、自動車税の環境性能割は2%。スカイアクティブXの詳細は未定だ。

2019_CX-30_Chassis_AWD_RHD.jpg4WDシステムはGベクタリングコントロールと協調制御を図った新タイプ オフロード・トラクションアシスト機能標準装備

4WDはオフロード・トラクションアシスト新設定。プラットホームは新世代

 メカニズム上のアピール点は、改良型の4WDシステム。Gベクタリングコントロールと協調し、走行状況に応じて前後輪のトルクを適切にフォワード制御。さらに悪条件下での走破性を高めるオフロード・トラクションアシストを追加した。オフロード・トラクションアシストは悪路スタック時の脱出をサポートするシステム。グリップを失った空転輪にブレーキを掛け、接地輪にトルクを伝えて安心の走りをサポートする。

 プラットホームはマツダ3から導入を開始した新世代を利用。CX-30用はマツダ3をベースにリア回りを新設計して搭載している。

 サスペンションはフロントがストラット式、リアがトーションビーム式。マツダ3比で重心高が35mm高く、ホイールベースが70mm短いものの、「マツダ3と同等の安定性とナチュラルな操縦性を実現した」と、メーカーは説明している。

IMG_7775.JPGXD系用1756cc直4DOHC16Vディーゼルターボ(116ps/270Nm) WLTCモード燃費:18.4~19.2km/リッター エコカー減税免税(重量税)

IMG_7620.JPG20S系用1997cc直4DOHC16V(156ps/199Nm) WLTCモード燃費:14.8~16.2km/リッター レギュラー仕様

2019_CX-30_SKYACTIV-X2.0.jpgスカイアクティブXのスペック詳細は未発表 2020年1月以降発売予定

IMG_7872.JPGトランスミッションは6速ATと6速MTを設定(ディーゼルはATのみ) 駐車ブレーキはホールドモード付き電気式

IMG_7670.JPGサスペンションはフロントがストラット式、リアがトーションビーム式 マツダ3比で重心高が35mm高くホイールベースが70mm短い

CX-30価格表01.pngCX-30主要装備.pngCX-30の諸元関係02.png

※価格表、主要装備表、主要諸元&減税適応表はクリックすると拡大します

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