トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサスは9月26日、フラッグシップクーペのLC500hとLC500に特別仕様車の"PATINA Elegance"をラインアップし、10月1日に国内100台限定で発売すると発表した。車両価格はLC500h"PATINA Elegance"が1450万円、LC500"PATINA Elegance"が1400万円の設定だ。
▲レクサスLC500h"PATINA Elegance" 価格:THS1450万円 全長4770×全幅1920×全高1345mm ホイールベース2870mm 乗車定員4名 新外装色として煌びやかな輝きを放つテレーンカーキマイカメタリックを設定する
今回の特別仕様車は、レクサスの"CRAFTED"という思想に基づいて開発される。"CRAFTED"とは、豊かな自然と歴史のなかで培われた日本の美意識や、ユーザーが言葉にせずとも求める"曖昧なもの"を察する感性で、その人に思いを巡らせ、匠の技から最先端のテクノロジーまで、ありとあらゆる手段を駆使することで心を深く揺さぶる新しい体験を生み出していきたい、という思いを言語化したものである。
▲内装色には艶やかなパティーナブラウンと、ドアトリムやL-ANILINE本革シート、シートベルトに配した華やかなブラウンの専用コンビネーションカラーを採用
LCの特別仕様車"PATINA Elegance"では、独自の風格や味わいを表現する。内装では、二律双生である"柔らかさ"と"耐久性"を高次元で両立させた「L-ANILINE(エル・アニリン)」レザーのシートを採用。また、柔らかい手触りのプレミアムレザーを使用した本革ステアリング&本革シフトノブやレーザーエッチングで金属加工してL字が重なったモチーフが美しく浮かび上がる専用スカッフプレート、カラーヘッドアップディスプレイ、アルカンターラルーフ/サンバイザー/ピラー・ルーフサイドガーニッシュ/パッケージトレイ、アルカンターラメーターフードなどを特別装備した。さらに、内装色には艶やかなパティーナブラウンと、ドアトリムやL-ANILINE本革シート、シートベルトに配した華やかなブラウンの専用コンビネーションカラーを導入。ステッチの色は明度の異なるライトブラウンとダークブラウンの2色を活用し、こだわり抜いた質感と合わせて、上質で深みのあるキャビン空間を創出した。
▲"柔らかさ"と"耐久性"を高次元で両立させた「L-ANILINE」レザーのシートを装備
エクステリアについては、新外装色として煌びやかな輝きを放つテレーンカーキマイカメタリックを設定したことが訴求点。また、ソニックチタニウムとグラファイトブラックガラスフレークのボディカラーも用意する。足もとには、フロント245/40RF21+リア275/35RF21ランフラットタイヤ&鍛造アルミホイール(ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装)を装備した。
パワートレインは基本的にベース車と共通で、LC500h"PATINA Elegance"に8GR-FXS型3456cc・V型6気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(299ps)+2NM型モーター(132kW)+マルチステージハイブリッドトランスミッション(電気式無段変速機)を、LC500"PATINA Elegance"に2UR-GSE型4968cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(477ps)+Direct Shift-10AT(電子制御10速AT)を搭載。最先端の安全運転支援機構やコネクテッド機能も標準で装備している。