ドライバーズカーとショーファーカーの個性を強化したSクラスの特別仕様車が日本上陸

メルセデス・ベンツがSクラスに「スポーツリミテッド」と「ショーファーリミテッド」で構成する特別仕様車の「グランドエディション」を設定

 メルセデス・ベンツ日本は102日、最高級セダンのSクラスに特別仕様車「グランドエディション(Grand Edition)」を設定し、同日より発売した。

車種展開は以下の通り。

S400d・スポーツリミテッド:1215万円
S400d・4マチック・スポーツリミテッド:1260万円
S450エクスクルーシブ・スポーツリミテッド(ISG搭載モデル):1395万円
S560ロング・ショーファーリミテッド:1730万円
S560ロング・スポーツリミテッド:1730万円
S560・4マチック・ロング・ショーファーリミテッド:1766万円
S560・4マチック・ロング・スポーツリミテッド:1766万円

S 450 Exclusive Sports Limited(ISG搭載モデル)1.jpg▲メルセデス・ベンツS450エクスクルーシブ・スポーツリミテッド(ISG搭載モデル) 価格:9SATC1395万円 全長5155×全幅1915×全高1495mm ホイールベース3035mm 車重2070kg 乗車定員5名 パワートレインには2996cc直列6気筒DOHC直噴ターボエンジン(367ps)ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)48V電気システム+9G-TRONIC(電子制御9AT)を搭載。AMGラインやパノラミックスライディングルーフなどを特別装備する

 今回の特別仕様車のグランドエディションは、ドライバーズカーとして運転する楽しさをより追求した「スポーツリミテッド(Sports Limited)」と、ショーファーカーとして後席での快適性を強化し、同時にラグジュアリーなエクステリアを採用した「ショーファーリミテッド(Chauffeured Limited)」の2タイプで構成する。

 標準ボディのS400dS400d4マチック/S450エクスクルーシブには、「スポーツリミテッド」をラインアップする。特別装備としては、人気の高いAMGラインにパノラミックスライディングルーフやエアバランスパッケージ(空気清浄機能、パフュームアトマイザー付)を含むベーシックパッケージを標準設定としたことがトピック。また、ホイールには20インチAMGマルチスポークホイールを、インテリアにはAMGスポーツステアリングやブラックポプラウッドインテリアトリムを採用し、スポーティかつ上質な内外装に仕立てた。

S 560  long Chauffeured Limited 1.jpg▲メルセデス・ベンツS560ロング・ショーファーリミテッド 価格:9SAT1730万円 全長5255×全幅1900×全高1495mm ホイールベース3165mm 車重2190kg 乗車定員5名 パワートレインには3982ccV8気筒DOHC直噴ツインターボエンジン(469ps)9G-TRONIC(電子制御9AT)を搭載。後席に特化したショーファーパッケージを標準で装備する

 一方でロングボディのS560ロング/S5604マチック・ロングについては、「スポーツリミテッド」と「ショーファーリミテッド」の2タイプを用意する。スポーツリミテッドでは、AMGラインプラスを標準装備とし、ホイールには20インチAMGマルチスポークホイールを採用。内包するインテリアには、AMGスポーツステアリングやブラックポプラウッドインテリアトリムを装着した。他方ショーファーリミテッドでは、後席に特化したショーファーパッケージを標準化して後席の利便性および快適性を向上。リクライニング機能や独自のリラクゼーションプログラムを備えたエグゼクティブリアシートが、移動空間としての快適性を飛躍的に高める。また、後席にも新たにワイヤレスチャージングを追加装備。ホイールには、エレガントなムードが漂う19インチのディッシュホイールを組み込んだ。

 安全・運転支援機能についてはベースモデルのSクラスと同様に充実しており、高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより周囲の交通状況をより的確に把握することができるようになった進化版のレーダーセーフティパッケージやドライブアウェイアシスト/アクティブパーキングアシスト/リモートパーキングアシストなどを標準で装備している。

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