FCAジャパンは10月10日、ジープのコンパクトSUVのコンパスに限定車の「コンパス・Sモデル(Compass S Model)」を設定し、10月19日に発売すると発表した。車両価格は437万円で、ボディカラーのヴォーカルホワイトが80台、ミニマルグレーが80台の計160台限定で販売する。
▲ジープ・コンパス・Sモデル(Compass S Model) 価格:9SAT437万円 全長4400×全幅1810×全高1640mm ホイールベース2635mm 車重1600kg 乗車定員5名 販売台数はボディカラーのヴォーカルホワイト(写真)が80台、ミニマルグレーが80台の計160台限定
今回の限定車は、上級グレードのコンパス・リミテッドをベースに、いっそうスタイリッシュな内外装に仕立てたことが特徴である。まずエクステリアでは、ブラックを基調にグレー系のアクセントカラーを施した専用パーツを随所に採用したことがトピック。具体的にはダークグレーアクセント付ブラックフロントグリルやグラナイトフォグランプベゼル、ブラックペイントルーフ、ダークグレールーフレール、グラナイトエクステリアバッジ(4×4/Jeep/COMPASS)、専用Sバッジ、グラナイトカラー19インチアルミホイール+235/45R19・3シーズンタイヤ、グラナイトウィンドウモールディングなどを組み込んで、都会的かつ独特の存在感を放つルックスを創出した。
▲ダークグレーアクセント付ブラックフロントグリルやグラナイトフォグランプベゼルなどを特別装備する
一方でキャビン空間については、グレーステッチ入りブラックレザーシートやガンメタルインテリアアクセント、ブラックカラーヘッドライナーなどを特別装備。さらに、ラゲッジルームには裏面を拭き取りやすい材質としたリバーシブルカーゴフロアを採用した。
▲グレーステッチ入りブラックレザーシートを特別装備。日本仕様のハンドル位置は右
▲ラゲッジルームには裏面を拭き取りやすい材質としたリバーシブルカーゴフロアを採用する
パワートレインは基本的にベース車と共通で、2359cc直列4気筒マルチエア16Vエンジン(175ps/229N・m)に電子制御式9速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、駆動機構にはセレクテレインシステムおよびJeepアクティブドライブを内蔵したオンデマンド方式4WDを採用。また、エクイップメントもベース車を引き継ぎ、バイキセノンヘッドライトやBeatsAudioプレミアムサウンドシステムスピーカー(9基)、パワーリフトゲート、オートヘッドライト、運転席8ウェイパワーシート/助手席4ウェイマニュアル調整機構(運転席側メモリー機能付)、運転席4ウェイパワーランバーサポート、オーディオナビゲーションシステム(Uconnect)、オートエアコンディショナー(デュアルゾーン温度調整機能付)などを標準で装備。さらに、安全・運転支援機構としてLaneSense車線逸脱警報プラスやアダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション、ParkSense縦列・並列パークアシスト、ParkSenseフロント・リアパークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラなどを採用している。