SUBARUは10月10日、クロスオーバーSUV「XV」の改良モデルを発表した。
▲SUBARU XV アドバンス 価格:7CVT292万6000円 全長4465×全幅1800×全高1550mm ホイールベース2670mm 車重1550kg 乗車定員5名 新デザインのLEDハイ&ロービームランプやリアフォグランプを装備する
車種展開は以下の通り。
1.6iアイサイト:220万円
1.6i-Lアイサイト:233万2000円
2.0e-Lアイサイト:265万1000円
2.0e-Sアイサイト:287万1000円
アドバンス:292万6000円
なお、発売はe-BOXERモデルが本年11月15日、1.6リットルモデルが2020年初頭を予定している。
今回の改良は、新感覚の走りの愉しさを実現する「e-BOXER」搭載グレードの選択肢を拡大し、2.0e-Lアイサイトと2.0e-Sアイサイトを新設定したことが最大の特徴だ。「e-BOXER」のパワーユニットは既存のアドバンスと共通のFB20型1995cc水平対向4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(145ps/19.2kg・m)+MA1型モーター(10kW/65N・m)+リチウムイオン電池(容量4.8Ah)で構成するマイルドハイブリッドで、トランスミッションには7速マニュアルモード付リニアトロニックをセット。駆動方式にはAWD(常時全輪駆動)を採用している。1.6i系グレードに関しては、FB16型1599cc水平対向4気筒DOHC16Vガソリンエンジン(115ps/15.1kg・m)+リニアトロニック(1.6i-Lアイサイトは7速マニュアルモード付)+AWDのパワートレインを踏襲した。
▲新設定の「e-BOXER」搭載グレードのSUBARU XV 2.0e-Lアイサイト 価格:7CVT265万1000円 全長4465×全幅1800×全高1550mm ホイールベース2670mm 車重1530kg 乗車定員5名
安全性能を向上させたことも改良モデルの訴求点だ。アイサイト・ツーリングアシストを全車に標準装備したほか、アダプティブドライビングビームを標準またはオプションで設定。また、X-MODEに雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時に使用する「SNOW・DIRT」、深雪やぬかるみといったタイヤが埋まってしまうような道を走行する時に使用する「DEEP SNOW・MUD」の2つのモードを組み込み、悪路走破性をより高めた。
機能面の改良も要注目。アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能をはじめ、ドアミラーメモリー&オート格納機能やリバース連動ドアミラー、オートドアロック・アンロック機能付集中ドアロックなど日々の使用シーンで役立つ機能を拡充し、利便性をいっそう向上させた。
▲新デザインのマルチインフォメーションディスプレイ付メーターを採用 写真はアドバンスのブルー内装
内外装の一部仕様変更も実施する。エクステリアでは、新デザインのLEDハイ&ロービームランプやリアフォグランプを装備。インテリアでは、新デザインのマルチファンクションディスプレイやマルチインフォメーションディスプレイ付メーターを採用して新鮮味をアップさせた。