三菱自動車は10月23日、東京モーターショー2019においてスーパーハイト軽ワゴンのコンセプトモデル「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT(スーパーハイト軽ワゴンコンセプト)」を発表した。
▲三菱自動車のスーパーハイト軽ワゴンのコンセプトカー「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT」 次期型eKスペースの提案形のひとつになると予想される1台で、エクステリアには力強いSUVテイストのデザインを採用した
SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPTは、「いろいろなところに行ってみたい、もっと遠くまで行ってみたい」というドライバーの気持ちに応える、新世代スーパーハイト軽ワゴンの試作モデルで、次期型eKスペースの提案形のひとつになると予想される1台だ。エクステリアについては、力強いSUVテイストのデザインを採用したことが特徴。フロントフェイスには三菱自動車のフロントデザインコンセプト"ダイナミックシールド"を採用し、垂直に通したメッキバーと水平基調のグリルを組み合わせる。一方、サイドビューはロングホイールベースを活かしたキャビンシルエットと、彫刻的で動きのあるキャラクターラインで力強さを表現。同時にサイドシルガーニッシュとホイールアーチをブラックとし、SUVらしさを強調した。ボディカラーはオリーブグリーンとホワイトのツートン、ルーフレールはシルバーでアレンジ。また、ホイールをボディカラーと同じ配色にすることで、足もとのファッショナブルなイメージを創出した。
▲ボディカラーはオリーブグリーンとホワイトのツートン、ルーフレールはシルバーでアレンジ。ホイールをボディカラーと同じ配色にすることで足もとをファッショナブルに演出した
内包するキャビンスペースは、スーパーハイトワゴンならではの広い居住空間を有し、とくに家族での使用を想定して後席の居住空間を最大化させる。また、インテリアカラーはブラウンを基調とし、オレンジの差し色を随所に入れることで、シックかつプレミアムなムードを演出。シートは合成皮革とダイヤキルティングの組み合わせで構成し、上質感を際立たせた。
▲インテリアカラーはブラウンを基調とし、オレンジの差し色を随所に入れることでシックかつプレミアムなムードを創出。最新の運転支援および安全技術も積極的に採用した
パワートレインは新世代の660cc高性能エンジンに高効率化を果たしたCVTを組み合わせ、低速域から高速域までストレスなくキビキビとした走りを実現。運転支援および安全技術の進化も図り、高速道路同一車線運転支援技術"MI-PILOT(マイパイロット)"や衝突被害軽減ブレーキシステム、踏み間違い衝突防止アシストなど、国が推奨する安全運転サポート車の「サポカーSワイド」に該当する予防安全技術「e-Assist」を鋭意採用した。