ジャガー・ランドローバー・ジャパンは11月1日、新型ランドローバー・ディフェンダーの日本市場向けモデルの先行予約を11月3日より開始すると発表した。
今回販売する新型ランドローバー・ディフェンダーは、日本市場向けの先行予約モデルで、3ドアの「ディフェンダー90 Launch Edition」と5ドアの「ディフェンダー110 Launch Edition」の2タイプを用意。販売台数はディフェンダー90 Launch Editionが15台、ディフェンダー110 Launch Editionが135台、計150台の設定だ。
▲ランドローバー・ディフェンダー90 Launch Edition(写真・左)とランドローバー・ディフェンダー110 Launch Edition(同・右) 車両価格は90が489万円~、110が596万7000円~に設定 ディフェンダー90 Launch Editionは全長4583×全幅2105×全高1974mm ホイールベース2587mm 乗車定員5名
車両価格およびボディカラーのラインアップは以下の通り。
新型ディフェンダーの先行予約モデルは、3ドアの90にコイルサスペンション、5ドアの110にエアサスペンションを採用する。基本骨格は2ボディともに新設計の「D7x」アーキテクチャーを導入し、軽量アルミニウムによるモノコック構造で構成。ホイールベースは90が2587mm、110が3022mmに設定し、シャシーは前後とも独立懸架式で仕立てる。パワートレインに関しては、1997cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(300ps/400N・m)に、ハイ/ローの切り替えが可能なツインスピード・オートマチック・ギアボックスの8速オートマチックトランスミッション、センターデフを組み込むパーマネントAWD(フルタイム4WD)の駆動システムを採用した。
▲ランドローバー・ディフェンダー110 Launch Edition 全長5018×全幅2105×全高1967mm ホイールベース3022mm 乗車定員5名+2名
エクステリアは切り詰めた前後オーバーハングや直立形状のピラー、ルーフ後方に設けた"アルパインライトウィンドウ"、横開き式のリアゲート、外付けタイプの背面スペアタイヤなど、先代モデルを特徴づけていたエッセンスを新たな造形で仕立てることで、"21世紀仕様"の4×4ルックスを具現化する。
▲成約記念品として「LEGO Technic Land Rover Defender」を用意。レゴブロック2573ピースを使い、細部まで忠実に再現している
一方、インテリアに関しては、先代モデルの造形要素を継承しながら、各部を最新のデザインで構成。特徴的なのは通常は見えないように仕立てる構造物や装具をあえて露出させたことで、これによりオフローダーらしいシンプルさと高い実用性を表現した。また、通常ボンネットで隠れていて見えない前輪のすぐ前方エリアの映像を車内中央のタッチスクリーンに表示し、フロント下180度の視覚を確保する「ClearSightグラウンドビュー」を設定。さらに、より直観的なインターフェースにSoftware-Over-The-Air(SOTA)によるアップデート機能を組み込む最新インフォテインメントシステム「Pivi Pro」を装備する。シート表地はファブリックと高級感あふれる上質なグレインレザーからの選択を可能とした。