マセラティ ジャパンは11月12日、グランドツアラーのギブリ(GHIBLI)に特別仕様車の「リベッレ(Ribelle)」を設定し、同日より発売した。車両価格は1475万円で、販売台数は30台の限定だ。
▲マセラティ・ギブリ・リベッレ 価格:8SAT1475万円 全長4985×全幅1945×全高1485mm ホイールベース3000mm 車重1950~2010kg 乗車定員5名 シルバーフィニッシュのエクストラシリーズ20インチGTSホイールやカーボン製センターホイールキャップなどを特別装備する
イタリア語で"反逆者"を意味するリベッレのサブネームを付けた今回の特別仕様車は、シリーズの高性能グレードに位置するギブリSをベースに、マセラティならではのスポーティさや艶やかさをいっそう強調したことが特徴である。まずエクステリアでは、シルバーフィニッシュのエクストラシリーズ20インチGTSホイールやカーボン製センターホイールキャップなどを特別装備。ペイントはNero Ribelleマイカで仕立て、フルカーボンキットやレッドキャリパー、電動サンルーフといったアイテムを標準で組み込んだ。
▲赤と黒を基調としたBi-toneインテリアRosso/Neroにパンチングレザー(本革)表地のシートを採用。ハンドル位置は右
内装については、赤と黒を基調としたBi-toneインテリアRosso/Neroに、"Ribelle"特注プレートをセンターコンソール部に配したことがトピック。また、シート表地にはパンチングレザー(本革)を、ステアリングホイールやパドルスイッチ、ドアシル、センターコンソールなどにはカーボンキットを、ヘッドライニングにはアルカンタラを採用し、イタリアン・グランドツアラーらしいエレガントさを演出した。
▲センターコンソール部に配した"Ribelle"特注プレートが独自性と希少性をアピールする
パワートレインは基本的にベース車と共通で、2979cc・V型6気筒ツインターボエンジン(430ps/5750rpm、580N・m/2250~4000rpm)+電子制御8速ATを搭載する。公表される最高速度は286km/h、0→100km/h加速は4.9秒。サラウンド・ビュー・モニターやトラフィック・サイン・レコグニションなど、先進運転支援システム(ADAS)も標準で装備している。