ルノー・ジャポンは11月27日、ニュルFF最速タイムを記録した新型「メガーヌR.S.トロフィーR」を東京オートサロン2020(2020年1月10日~12日開催)に出展および正式発表するとアナウンスした。
▲ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR ドイツのニュルブルクリンク北コースにおいて7分40秒100を記録した"量産FF車最速"モデルが、東京オートサロン2020の舞台で正式発表される
新型メガーヌR.S.トロフィーRは、今年の4月にドイツのニュルブルクリンク北コースにおける量産FF車最速タイムの7分40秒100を記録し、さらに7月にはベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで同じく量産FF車最速タイムの2分48秒338を、そして11月には日本の鈴鹿サーキットで先代モデルの最速タイム2分28秒465(2014年11月記録)を3秒以上縮める2分25秒454をマークした、生粋のスポーツモデルである。基本骨格には専用セッティングのシャシーに、フルカーボンボンネットや薄型ガラスなどの装着、そしてリアシートやインシュレーターの削除を行って軽量化を果たした内外装を採用。パワートレインには300ps/400N・mを発生する1.8リットルターボエンジン+6速MTを搭載している。
▲メガーヌR.S.トロフィーRは11月に日本の鈴鹿サーキットで先代モデルの最速タイムを3秒以上縮める2分25秒454をマークした
なお、メガーヌR.S.トロフィーRの生産台数は世界限定500台と表明しているが、そのうちの50台あまりが日本に導入される見込みである。仕様や車両価格は、東京オートサロン2020の場で発表する予定だ。
▲リアシートやインシュレーターを省略し、同時にフルカーボンボンネットや薄型ガラスなどを装着して軽量化を果たした内外装を採用する