ホンダは11月28日、専用のカスタマイズパーツを量産過程で装着して販売するコンプリートカーブランド「モデューロX」シリーズに「ヴェゼル・ツーリング・モデューロX・ホンダセンシング(VEZEL TOURING Modulo X Honda SENSING)」と「ヴェゼル・ハイブリッド・モデューロX・ホンダセンシング(VEZEL HYBRID Modulo X Honda SENSING)」をラインアップし、11月29日に発売すると発表した。
▲ホンダ・ヴェゼル・ツーリング・モデューロX・ホンダセンシング 価格:7CVT352万8800円 全長4335×全幅1790×全高1605mm ホイールベース2610mm 車重1360kg 乗車定員5名 外装には専用フロントグリルや専用フロントエアロバンパー、専用LEDフォグライト、専用フロントエアロロアーガーニッシュなどを特別装備
車両価格はヴェゼル・ツーリング・モデューロX・ホンダセンシングが352万8800円、ヴェゼル・ハイブリッド・モデューロX・ホンダセンシングが346万7200円(FF)~361万7900円(4WD)に設定する。
▲リア回りには専用エアロバンパーや専用エアロロアーガーニッシュを組み込んで空力特性を向上させた
モデューロXは、さまざまな路面環境で「思い描いたラインへ、クルマが反応してくれる」運転本来の楽しさを幅広いユーザーが感じられることを目指し、熟練のエンジニアが人の感覚にこだわってチューニングを施したカスタムコンプリートモデルのシリーズである。今回のヴェゼルのモデューロXでは、ガソリンモデルの「ツーリング・ホンダセンシング」、ハイブリッドモデルの「ハイブリッドRS・ホンダセンシング(FF)」「ハイブリッドZ・ホンダセンシング(4WD)」をベースに、よりスポーティで上質なデザインと走りを具現化したことが特徴だ。
▲FFモデルは専用18インチアルミホイール+225/50R18 95Vタイヤを履く
まずエクステリアは、ブラックを基調としたモデューロXらしい存在感のあるデザインで構成。具体的には、専用フロントグリルや専用フロントエアロバンパー、専用LEDフォグライト、専用フロントエアロロアーガーニッシュ、"Modulo X"専用エンブレムなどを採用し、またリア回りに組み込んだ専用エアロバンパーと専用エアロロアーガーニッシュは空力特性の向上にも寄与する。ボディカラーはプレミアムクリスタルブルー・メタリック/プラチナホワイト・パール/プレミアムクリスタルレッド・メタリック/クリスタルブラック・パールの計4色を用意した。
▲モデューロXシリーズで初めて専用フロントスポーツシート(専用フレーム/プライムスムース×ラックススエード/Modulo Xロゴ入り/シートヒーター機能付)を採用する
専用のブラック基調で仕立てたインテリアには、モデューロXシリーズで初めて専用フロントスポーツシート(専用フレーム/プライムスムース×ラックススエード/Modulo Xロゴ入り/シートヒーター機能付)を装備。サイドや座面を専用形状にすることで、スポーティで上質な乗り心地だけでなく、ロングドライブにおけるドライバーと助手席乗員の疲労軽減にも貢献する。ほかにも、専用リアシート(ウルトラスエード×合成皮革)や専用フロアカーペットマット(プレミアムタイプ/Modulo Xアルミ製エンブレム付)などを特別装備した。
▲"上質でしなやかな走り"を実現するために専用サスペンションを装着した
走行性能の面では、"上質でしなやかな走り"を実現するために専用サスペンションを設定したことがトピック。また、シューズにはFFモデルが専用18インチアルミホイール+225/50R18 95Vタイヤを、4WDモデルが専用17インチアルミホイール+215/55R17 94Vタイヤを装着した。パワートレインは基本的にベース車と共通で、ツーリング・モデューロX・ホンダセンシングがL15B型1496cc直列4気筒DOHC16V・VTECターボエンジン(172ps/22.4kg・m)+7スピードモードCVTを、ハイブリッド・モデューロX・ホンダセンシングがLEB型1496cc直列4気筒DOHC16V・i-VTECエンジン(132ps/15.9kg・m)+H1型モーター(22kW/160N・m)+7速DCTを採用している。