シトロエンの新型MPV「ベルランゴ」の「デビューエディション」が2回目のオンライン予約を11月30日から実施

1回の「シトロエン・ベルランゴ・デビューエディション」オンライン予約注文が5時間半で満枠になったため、急遽第2回を実施します!

 プジョー・シトロエン・ジャポンは1128日、シトロエン・ブランドの新コンセプトMPV(マルチパーパスビークル)である「ベルランゴ(BERLINGO)」の特別仕様車「デビューエディション(Debut Edition)」の2回目のオンライン予約注文を、11309時より開始すると発表した。

CITROEN_BERLINGO_2ND 1.jpg▲シトロエン・ベルランゴ・デビューエディション(BERLINGO Debut Edition) 価格:8SAT325万円 全長4403×全幅1848×全高1844mm ホイールベース2785mm 乗車定員5名 第2回のオンライン予約注文を11309時より実施する

 ベルランゴ・デビューエディションの第1回のオンライン予約注文は10199時より実施したが、開始わずか5時間半という短時間で予定の受注枠が満枠となってしまった。そこでプジョー・シトロエン・ジャポンは本国と掛け合い、急遽同モデルの追加生産枠を確保。そして、第2回のオンライン予約注文を実施するに至った。車両価格は第1回と同様に325万円の設定で、ボディカラーもサーブル(6500円高)/アクアグリーン(3300円高)/ブランバンキーズの全3色展開。ユーザーへの納車は1回の2020年初旬に対して、第2回は2020年春から順次開始する予定。なお、カタログモデルとしての本格導入は2020年第3四半期を計画している。

 では改めて、新型シトロエン・ベルランゴの特徴を紹介していこう。第3世代となる新型ベルランゴは2018年開催のジュネーブ・モーターショーで発表された新世代のマルチパーパスビークルで、前回ならびに今回のベルランゴ・デビューエディションは、日本における先行発売モデルという役割を担っている。

 エクステリアに関しては、新しさを表現するボディスタイリングと最新シトロエンのデザインコードを採用したことが訴求点だ。トールワゴンスタイルの基本フォルムは、定評のあるグループPSAのプラットフォームEMP2をベースに、前進させたフロントスクリーンに短く高く設定したフロントエンド、取り回しを向上させる短い前後オーバーハング、伸びやかなサイドビューで構成。ここに2段構えのポジショニングライトとヘッドライト、フォグランプをラウンドしたノーズ部分に配し、またドア下部にAirbumpを、前後バンパーにブラックタイプを、足もとに16インチアロイホイールを組み込んで、ほかに似るもののないパーソナリティを具現化した。

CITROEN_BERLINGO_2ND 2.jpg▲先進機能と独創デザインを融合させたコクピット。8インチタッチスクリーンやスマートフォンワイヤレスチャージャーなどを装備する。日本導入モデルのハンドル位置は右

 インテリアについては、広くて快適なキャビンスペースに先進機能と独創デザインを融合させたコクピット、3座独立タイプのリアシートなどを採用したことが特徴。また、ユーティリティ性能も最大限に重視し、両側スライドドアに独立式ガラスハッチを内蔵したリアゲート、Magic Flat(マジックフラット)と称するワンタッチでフルフラット状態にできるシート可倒機構などを組み込む。ラゲッジルームは5名乗り状態で奥行きが1m、後席格納時で1.88m、助手席を倒せば最長2.7mの長尺物に対応。容量自体は5名乗車時でトノカバー下597リットル、後席格納時で2126リットルを確保した。

 ルーフ部も注目ポイントで、パノラミックルーフに収納スペースを融合させた"Modutop"を新装備する。フロントルーフに収納トレイを設けたほか、中央部にはBag in Roof(バッグインルーフ)として最大14リットルまでのバッグを収納できるスペースを設定。さらにリアシート頭上後方には、後席およびリアゲート側の両方からアクセスできる容量約60リットルのリアシーリングボックスを設置した。ほかにも、夏場の室内温度上昇を和らげる電動サンシェードや明るさの調整が可能なムードライトなどを装備している。

CITROEN_BERLINGO_2ND 3.jpg3座独立タイプのリアシートを装着。シート表地はブラックとグレーを基調にアクセントカラーを入れたファブリックを採用

 機能装備の拡充も図った。先進運転支援機能(ADAS)では、アクティブクルーズコントロール(ストップ機能付き)やアクティブセーフティブレーキ、レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニターシステム、インテリジェントハイビーム、前後ソナー/トップリアビジョンなどを装備。快適機能としては、8インチタッチスクリーン(AppleCarPlayAndroidAuto対応)やスマートフォンワイヤレスチャージャーなどを設定した。

 パワートレインは1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(130ps300Nm)+EAT8(電子制御8速オートマチックトランスミッション)を採用し、前輪を駆動。グリップコントロールは非搭載となっている。

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