フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは12月3日、人気のスモールカー「up!(アップ!)」に、専用装備を豊富に盛り込んでSUVルックに仕立てた特別仕様車「cross up!(クロスアップ!)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は216万9000円、販売台数は500台に設定。ボディカラーはコスタアズールメタリック/ハニーイエローメタリック/トルネードレッドの3タイプを用意する。
▲フォルクスワーゲンcross up!(クロスアップ!) 価格:5SMT216万9000円 販売台数500台限定 全長3625×全幅1650×全高1520mm/ホイールベース2420mm 車重960kg 乗車定員4名 ボディカラーはコスタアズールメタリック(写真)/ハニーイエローメタリック/トルネードレッドの3タイプを設定
2017年と2018年に続き3度目の導入となる限定モデルの「cross up!」は、充実装備の「high up!(ハイアップ!)」をベースに、専用エクステリア(フロント&リアバンパー/ホイールハウスエクステンション/ブラックサイドモールディング/シルバードアミラー/シルバールーフレール)や5ツインスポーク6J×16アルミホイール+185/50R16タイヤなどを組み込んで、SUVルックのクロスオーバースタイルに仕立てたスペシャルなスモールカーである。
▲シルバーとブラックの専用パーツのコントラストがエクステリアカラーにアクセントとして映えるようにデザインされる
今回のモデルでは、若年層を中心に人気の高いプレミアムサウンドシステム"beats sound system"を標準装備したことがトピック。300W/8チャンネルのパワーアンプにデジタルプロセッサーを搭載し、6個のスピーカーとサブウーハーの合計7個のハイエンドスピーカーを車両全体にレイアウトすることで、力強い低音から澄み渡る高音までを存分に楽しめる珠玉の音響空間を演出した。
▲今回のcross up!ではプレミアムサウンドシステム"beats sound system"(総出力300W、8チャンネル、7スピーカー)を標準で設定した
従来モデルと同様、安全運転支援機構の拡充を図ったことも訴求点だ。具体的には、オプティカルパーキングブレーキシステムやパークディスタンスコントロール、リアビューカメラ"Rear Assist"といった最新システムを標準で採用する。機能面の装備も充実しており、Volkswagen純正インフォテイメントシステム"Composition Phone"(5インチカラーディスプレイ、MP3/WMA再生、AM/FMラジオ、SDカード、Bluetoothオーディオ/ハンズフリーフォン)やスマートフォンホルダーおよびiPod/iPhone/USBデバイス接続装置、フルオートエアコンディショナー/アレルゲン除去機能付きフレッシュエアフィルター、シートヒーター、クルーズコントロールなどを標準で設定した。
▲Volkswagen純正インフォテイメントシステム"Composition Phone"やスマートフォンホルダーおよびiPod/iPhone/USBデバイス接続装置、フルオートエアコンディショナー/アレルゲン除去機能付きフレッシュエアフィルターを標準で装備する
インテリアに関してはカラーリングをスポーティなブラックで統一したうえで、レザーマルチファンクションステアリングホイールやアンビエントライトなどを特別装備。さらに、車名を刻印した専用ドアシルプレートを装着し、ドアを開けるたびに所有欲を満たすアレンジを施している。
▲車名のcross up!を刻印した専用ドアシルプレートを装着する
パワートレインについては基本的にベースモデルと共通で、999cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(75ps/95N・m)+5速ASGトランスミッションを搭載。ボディサイズは全長3625×全幅1650×全高1520mm/ホイールベース2420mmに設定している。